「JR神戸駅」南側ロータリーに、新たな「バス停」ができてる。連節バス「ポートループ」乗り入れへの準備
JR神戸駅の再整備の一環で、駅前ロータリーの改良工事中が進んでます。バスの乗り場などいろいろ大きな変化がありそうです。神戸市中央区相生町3
「高質で風格のある駅前空間」をテーマに、2030年度の全面リニューアルが目指されてる神戸駅周辺。その一つとして、駅の南側ではロータリーの改良工事が6月頃から始まってます。
新たにバス停ができたのは、ロータリーの南東。東を向くと「HDC神戸((ハウジング・デザイン・センター神戸)」やロータリーの出口が見えます。
以前は、一般車などが一時停止したりする場所として利用されてたスペースです。
できたのは神姫バスの「おりば」と、岸和田観光バスの高速バス「SPALINE鳴門・四国」のバス停です。新設というより、ロータリーの北側から移動した形。
なぜこんな風に移動したかというと、神戸のウォーターフロントをめぐる連節バス「ポートループ」を乗り入れるという目的が一つあるようです。
考えられているのは、ハーバーランドの後に「神戸駅」に寄り「新港町」方面へと回るというルート。水族館「アトア」や建設中の「神戸アリーナ」などへのアクセスがよりよく分かりやすくなりそうです。
ただ、車の多いエリアを通る大きな「ポートループ」は、遅れが発生することも多々あるそうで、よりスムーズに運行していくために「優先信号」の導入などいろいろ検討が必要みたい。
具体的な乗り場は、神戸駅の「ポートループ」は、JRの中央口を出てすぐの矢印で示したところに「乗降場」を作ることが計画されてます。パッと目に入ってきそうな場所です。
改良後には、ちょっとずつ今と配置が変わってくるので、久しぶりにバスに乗るときは早めに到着して確認した方がいいかもしれませんね。
計画では「2024年夏頃から」乗り入れとされてます。
ロータリーは新しいバス停だけでなく、形を変える工事も進んでます。ロータリー西側、色が変わっている部分は去年より広がった部分です。
駅側の角のあたりが「タクシー乗り場」となり、今トラックが止まって荷下ろしをしている場所は、今後タクシー専用の待機所になるなど使い方が変わることになります。
改良工事は、2025年2月末まで行われる予定。また大きく変わっていく姿を注目していきたいと思います。