ハウス食品公式レシピの「大きなシューマイ」を作ってみたら、「シューマイってなんだっけ？」ってなった
シューマイってなんだっけ──……そのレシピを試していた時、ずっと頭に浮かんでいた言葉だ。
「シューマイはシューマイじゃないの？」そう思う方もいるかもしれない。
分かる。確かに筆者もそう思っていたのだ。シューマイといえば白い皮に肉だねを包んだ、あの料理でしょ？ って。
しかし、今回完成したシューマイはその予想を大きく裏切ってきた。いったいどんなものが完成したのか……是非皆さんにも見ていただきたい。
・包まないシューマイ
料理のタイトルは「大きなシューマイ」。レシピを公開していたのは、カレールーや様々なスパイスなどでお馴染みの「ハウス食品」だ。
詳しい作り方や材料などはこちらのページに記載されているので、気になった方は是非見てみてほしい。
それではさっそく作っていこう。まずは野菜を切って……
玉ねぎに片栗粉をまぶしたら、キャベツ以外の野菜をひき肉と混ぜ合わせる。
肉だねができたら、フライパンにクッキングシートを敷いて……
その上にキャベツ、
肉だね、
細く切ったシューマイの皮を乗せる。
あとはクッキングシートの下に水を入れ、
蓋をして加熱したら……
完成！
・でっかい
これが……シューマイ……!? 完成した料理は、なんだかホットケーキやお好み焼きみたいな見た目をしている。
フライパンいっぱいに乗っているシューマイは、全力で広げた手よりも大きい。なんだこのビッグサイズ。
さすがにこのまま食べるわけにはいかないので、小さなお皿に取り分けていただくことにした。まずは何もかけずに口の中に入れてみると……
しゅ、シューマイだ……!!
形はかなり崩れやすいけれど、味は間違いなくシューマイのそれだった。ひき肉にも味付けがしてあるから、そのままでも十分おいしく食べられる。
皮は表面にまぶしただけだから「もっと存在感が薄いかな？」と思っていたのだが、想像以上に甘い味やもちもちの食感を感じることができた。
たっぷりのキャベツのおかげで、肉の味がくどくなりすぎていない。普通のシューマイではなかなか味わえないこの組み合わせ、バランスが神だな……！
続いて味変をしてみよう。レシピではからしをつけて食べることがおススメされていたけれど、筆者は辛い物が苦手なので代わりにポン酢をかけてみた。
うん、たれをつけてもおいしい！ 肉とポン酢ってやっぱり合うな。つい何度もお代わりをしてしまった。
味がほぼいつものシューマイだから、醤油などの他の調味料ともよく合いそうだ。
・心行くまで肉を味わえる
わざわざ蒸し器を用意する必要も、肉だねを1つ1つ包む必要もない。こんなに手軽に作れるシューマイ、初めて見たかも……！
見た目のインパクトがものすごいから、食卓に出したらかなり盛り上がるんじゃないかな。
とってもワイルドな方法で作り上げる巨大なシューマイ。
ひと口サイズののシューマイは1個だと少し物足りないけど、これなら1個（枚？）でも大満足できること間違いなしだ。
皆さんもこのシューマイを作って、心ゆくまで肉を味わってみてはいかがだろうか。
参考リンク：ハウス食品
執筆：うどん粉
Photo：RocketNews24.