【焼津・パエザーノ】生地サックサク! まき窯で焼く ナスとバジルの超本格ローマ風ピザが絶品
静岡・焼津市の「パエザーノ」は、本場イタリアで修業したシェフが作る超本格ローマスタイルのピザが自慢の名店です。サクサク食感の薄くクリスピーな生地の上にナス・バジル・トマト・チーズが乗った絶品ピザが自慢です。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ本場で修行したシェフが作る超本格ローマスタイルピザ
焼津市宗高にある「パエザーノ」。
東名高速道路・大井川焼津藤枝スマートICから南へ車で約5分の場所にあります。
イタリアのような雰囲気が楽しめると、焼津で長年愛されている名店です。
本場で修行したシェフが作るピザは、超本格ローマスタイル。生地が薄いクリスピーなピザは何枚でも食べられると好評を得ています。店内には立派なまき窯もあります。
「フンギ サルシッチャ(1650円)」は人気メニューのひとつ。
マッシュルームとイタリアンソーセージを使用したピザです。
ナス・バジル・チーズ・トマトの絶妙な組み合わせ
自慢のメニューは「パルミッジャーナ(1705円)」。イタリアで親しまれる家庭の味を再現した一品です。
ローマスタイルの薄くクリスピーな生地に、素揚げしたナス、バジル、トマトがトッピングされています。
味の肝となるのは、イタリアから仕入れるという2種類のチーズです。
一口食べてみると、軽くて食べやすくさっぱりしています。
ナスの甘みとトマトの酸味、チーズのコクのバランスが良く絶妙な味わいです。生地がサックサクでまきの香りもほのかに感じます。
高温のまき窯で一気に焼き上げる
客席からも見えるまき窯が、パエザーノのピザの大きな特徴です。
パエザーノ 店主・坂下朋憲さん:
まき窯は熱の質が違うんです。窯の中に入れている時間は1分から1分半くらいです。高温で一気に焼くことによって、表面を固めてサクッと仕上げています
まき窯を使うことで、ガス窯などとは違う焼き上がりになるそうです。
おいしさのポイントはまき窯の特徴を生かした焼き方です。
直火はもちろん、窯の中の熱もうまく使い、絶妙な火加減でサクサク生地に仕上げているんです。
具材は、ナス・バジル・チーズ・トマトと、いたってシンプルです。
パエザーノ・坂下朋憲さん:
パルマの地方料理で、パルミジャーノというナスのグラタンがあるんです
そのナスのグラタンを上に乗せて仕上げているそうです。ナスはトロトロ食感で絶品です。
ナスは素揚げでとろとろ食感に
ナスは素揚げをしてトッピングされています。
パエザーノ・坂下朋憲さん:
米ナスは油と相性がいいので、揚げることによって食感も柔らかくなってうま味も増します。動物性のものはチーズしか入っていません
トマトソースは酸味があり、プチトマトがアクセントになっています。
トマトのホール缶を裏ごししたソースに、プチトマトを乗せることでさっぱりしながらも甘みもプラスされています。
仕上げにグラナ・パダーノをトッピング
チーズはよく伸びて、コクもしっかり感じます。
パエザーノ・坂下朋憲さん:
モッツァレラチーズをベースに、最後仕上げにグラナ・パダーノというチーズをトッピングしています。野菜しか乗っていないので、うま味が弱いところをグラナ・パダーノで補っています
“飲めるピザ”といってもいいほど、スルスル入っていくらでも食べられそう。
坂下さんによると“ローマピザは飲み物”ともいわれているそうで、日本でいうとラーメン・そば・うどんのようなカテゴリーに入るそうです。
本場イタリアのカジュアルスタイル。サクサクで、まき釜の香りをまとった何枚でも食べられる絶品ピザでした。
■店名 パエザーノ
■住所 静岡県焼津市宗高1510-3
■営業時間 平日 18:00~21:00
土日祝 11:30~14:30
17:30~21:30
■定休 火
■問合せ 054-662-2260
■駐車場 10台
※この記事は2025年11月8日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。