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【奈良県】純国産の「サッカースパイク」専業ブランド 株式会社ADLER(アドラー)代表取締役の村山拓也氏インタビュー

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【奈良県】純国産の「サッカースパイク」専業ブランド 株式会社ADLER(アドラー)代表取締役の村山拓也氏インタビュー

【奈良県】純国産の「サッカースパイク」専業ブランド 株式会社ADLER(アドラー)代表取締役の村山拓也氏インタビュー

奈良県磯城郡三宅町にある『株式会社ADLER(アドラー)』。

1955年に創業以来「スポーツシューズ」の生産を行ってきたが、現在は「サッカースパイク専業ブランド」として確立したスポーツメーカーである。

今回は『株式会社ADLER(アドラー)』の代表取締役の村山拓也氏にお話をお伺いした。

この度『大阪デザイナー専門学校/文部科学省 職業実践専門課程』が『アドラー』との産学連携の一環で「アドラーのブランドショールーム企画・デザインする」を実施。

学生たちがよりリアルに体験できるようにとアドラーが協力。

プレゼンで選ばれた1チームのプランが選ばれ、今回実現された。

靴の作り方がより分かりやすく興味深い企画であった。

幼少期~高校生

アドラーに参画する前まで、サッカー選手として生活をしていた村山氏。

最初にこのようなインタビューの定番の「サッカーを始めたきっかけ」を聞くと「覚えてないですね笑。」という答えが返ってきた。

幼少期から表には出さずとも実はアトピーをはじめ、様々な身体の問題を抱えながらプレーしていたが、健康問題に関心があり食事含めその本質的な改善に取り組んできた

奈良育英時代には全国大会にも出場。

サッカー少年だった夢は日本代表選手であったがこの時期に、トップレベルの選手達と対戦することにより現実を知り挫折。

他の道で一流になることを模索し、トレーナーの道を選んだ。

大学時代

早稲田大学に入学。
トレーナーを目指すきっかけは小中高学校で出会った方々がきっかけ。

当時、トレーナーという概念がほぼなかったが、いろいろな方々に怪我の対処法や体の使い方を教わった。

村山氏は、早稲田大学スポーツ科学部スポーツ医科学科、生体ダイナミクス研究室(現ヒューマンパフォーマンス研究所、所長の川上泰雄教授)に師事する。

科学の素晴らしさと難しさを知り、その隙間に興味をもち自分の身体で理論を実践する為に名門の早稲田大学ア式蹴球部の門を叩いた。

その中で自分の仮説を元に選手として仕事ができれば、面白いと興味を持ち、サッカー選手としての道を選んだ。

これは村山氏がサッカー選手を引退するまで続いて行く。

大学時代にはもうサッカーは夢の実現でなく、得た知識を体現する「手段」となっていた。

そして大学4年時に現、栃木シティFC監督の今矢直城氏を頼りに渡豪。

「大学を辞めるつもりで行きました。現地で課題を作ったりして、学校の先生には理解していただきました。今考えるとかなりリスキーなことしてますよね。」

渡豪後

裸一貫で外国に行ってから現地で苦しみ底辺からスタートした選手人生も、毎年力をつけて評価を積み重ねて、最後はフィンランドの名門チームに所属し、サッカー選手を引退した。

サッカーをするために渡豪したわけだが、これは「セカンドキャリア」的な位置づけが大きかった。

村山氏は、いろいろな方々と携わって、サッカー選手が『セカンドキャリア』で苦しむというのに疑問を感じたそう。

「サッカー選手も仕事は仕事。一般社会では転職と言えばステップアップになることが多いのに、なぜサッカー選手は辞めた時点で苦しむのか。選手時代に自分を高めて行けば、社会でも通用する人になれるはず。」

村山氏はオーストラリアでは常に考え、自分の商品価値を高めて、頂点に達した際に選手を引退しようと考えた。

サッカー選手として過ごした8シーズン、状態がいい時も悪い時も自分で原因がわかるくらいまで、体の使い方に向き合った。

何にでもどこかに「原因」があるということを常に考えながら選手生活を過ごした。

そして自分をサッカー選手として成長させながら、空き時間ではサッカー以外の様々な社会経験を積んだ。

引退後

引退後は「体」や「サッカー」とここまで向き合ってきた人だからこそ、「サッカーコーチ」などの指導者を目指すのかと私は思った。
ただ、筋書き通りにいかないのが村山氏の人生の面白いところ。

「バックグラウンドがサッカーなので、この仕事をしていますが、サッカー界にこだわりはそこまでなかったですね。」
という意外な答えが返ってきた。

今のアドラーに参画するきっかけを聞くと
「自分は『健康』『スポーツ』『日本文化』『教育』の4つを軸に仕事をしています。純国産のスパイクを作るアドラーにはこの4つがそろっているんですよね。あとは学生時代からアドラーの靴を履いていたので、自分のルーツみたいなところがあり、自分が関わってきたところで働きたいという想いがありました。」
と語ってくれた。

最後に村山氏は
「今から靴を通して様々なことを行っています。現役時代に行ってきた常に『原因考える』ということは、今も一緒ですね。今やっていることは根幹でつながっていると思っています。1つ1つが成長していくと、目で見てわかるようになると思います。まだまだ自分のやりたいことのスタートラインにも立てていないので、今から楽しみにしていてください。」
とメッセージをくれた。

村山氏が『健康』『スポーツ』『日本文化』『教育』の4つを突き詰めた先にどのようなアドラーの姿が見えてくるのか。

靴を通してどのような世界を見せてくれるのか楽しみに待ちたい。

共同代表の鈴木啓治氏(写真左)は「村山さんは人間性が素晴らしい方です。仲間として心強い。いろんな考えが理にかなっていて、私の中でも学べることが多いです。」

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