戸田恵子×中尾隆聖×山寺宏一が「ヒーローの本質」を語る映像到着『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』
映画『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』で戸田恵子と中尾隆聖、山寺宏一が語り合うスペシャルインタビュー映像が公開された。
インタビューが入った特別映像
6月27日に公開されると、「私もアンパンマンのことが大好きだから、チャポンの気持ちがすごくわかる」「世代問わずに刺さるテーマ」「チャポンが素直で可愛くて良い子で、目に涙溜めながら応援してた」と、アンパンマンが大好きな子供たちにはもちろん、本作で描かれる「なんのために生まれて、なにをして生きるのか」というテーマが大人にも刺さると、幅広い層から絶賛の声が集まっている。
そしてこの度、長年このシリーズを支えてきた、アンパンマン役の戸田恵子、ばいきんまん役の中尾隆聖、ジャムおじさん/チーズ役の山寺宏一のインタビューが入った特別映像が到着した。
1988年のTVアニメ放送開始から37年目となる「アンパンマン」シリーズだけではなく、日本のアニメーション界を長年牽引してきた3人が、本作の魅力、そしてシリーズを通じて描かれる「ヒーローの本質」について明かした。
まず山寺があげるのは、人助けをするアンパンマンに対しチャポンが、「すごい!」「かっこいい!」と言われなくても良いのか聞くシーン。その疑問に対しアンパンマンは、一寸の迷いもなく「うん!」と答える。そのアンパンマンの真っ直ぐな想いに思わずグッときたという。
山寺が挙げたアンパンマン視点での正義に対し、中尾は自身が演じるばいきんまんが貫く意思が垣間見えるシーンをあげた。ばいきんまんがチャポンに向けた「お前は何のために生まれてきたんだ」という一言を上げ、そのセリフ自体が、ばいきんまんの自問自答で、いくらアンパンマンに負けても「何回でも戦うぞ!」という、ばいきんまんとしてのスタンスを貫くシーンが印象的だったそうだ。
そして戸田が明かすのは、アンパンマンが貫いてきたヒーローの本質。山寺が挙げた台詞からも分かるように、かっこいいばかりがヒーローではなく、「みんなが喜ぶことをしたい」という純粋で真っ直ぐな想いこそが、アンパンマンが長年にわたりヒーローであり続ける由縁なのだ。
だからこそ、「僕はみんなの笑顔が見たいんだ」「みんなの笑顔が見られると、ホカホカして嬉しい気持ちになる」というストレートなアンパンマンの想いが、子供だけでなく大人にも刺さるものになっている。
『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』は大ヒット上映中