東海地方で「初代ナンバーワンのオイモ」決定 掛川市の“新世代の焼いも”が頂点
■掛川深蒸し炭火焼き芋るいいだ 芋フェス最優秀賞受賞
東海地方のナンバーワンが決まった。2024年に20万人以上を集めた「芋フェス」の大賞が発表され、最優秀賞には掛川市の店が輝いた。1月には受賞した店が集まるイベントが静岡県でも予定されている。
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芋フェスは東海地方を中心に年間10回以上開催され、サツマイモを使ったメニューを提供する店が各地から集まっている。その中から、「第1回芋フェス!大賞」が発表。掛川市にある「掛川深蒸し炭火焼き芋るいいだ」が最優秀賞に選べた。
「掛川深蒸し炭火焼き芋るいいだ」は、ねっとりやさしいおいしさの炭火窯焼きいもをうたっている。茨城県産の紅はるかを使った看板メニュー「超熟成掛川深蒸し炭火焼いも」は、香ばしい風味と口どけの良さが人気。甘さが強く、食感がホクホクしている紅はるかの特徴を炭火が最大限に引き出している。一口食べると、やみつきになると自信を見せる。
最優秀賞の理由では「1本ずつ丁寧にお芋を洗い、炭火に拘り、3度焼きした大トロ芋はクセがなくすっきりした味わいの新世代の焼き芋」と評されている。その他にも優秀賞が発表され、優秀賞の中の金賞には岐阜県の「えんむすび」が選ばれた。希少な品種「満郎」を使った焼きいもは「蜜たっぷりで、味は淡麗かつ甘口。上質な白ワインを思わせる仕上がり」と評価されている。
サツマイモを用いたスイーツ部門では、「Joie crepe」が大賞を受賞した。1つずつ丁寧に焼き上げたクレープを提供しているため、いつも暖かくフレッシュな味わいを維持できているという。
芋フェスは2025年も東海地方を中心に開催が予定されている。1月は11日から13日は豊橋駅南口駅前公園、24日から26日は伊豆ゲートウェイ函南が会場となっている。
(SHIZUOKA Life編集部)