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王子公園にある「神戸文学館」で、企画展『阪神・淡路大震災30年 詩人が見た1.17』が開催されるみたい

神戸ジャーナル

王子公園にある「神戸文学館」で、企画展『阪神・淡路大震災30年 詩人が見た1.17』が開催されるみたい

阪神・淡路大震災から30年念を迎えるにあたり、王子公園にある「神戸文学館」で企画展が開催されます。

阪神・淡路大震災30年 詩人が見た1.17

2025年1月11日(土)~3月16日(日)
神戸文学館

「神戸文学館」は、明治37年(1904年)に関西学院のチャペルとして建てられた建築です。

神戸ゆかりの文学作品の収集・保管・展示・調査研究などが行われています。

今回の企画展では、神戸市長田区の自宅で阪神・淡路大震災を経験した詩人・安水稔和さんが「言葉」で残した震災の記憶と、次代へ伝えようとした思いが込められた詩の世界に触れることができるんだそう。

阪神・淡路大震災直後に作った「神戸 50年目の戦争」全文のほか、「でも」「くやしい」「ほんまに」「あいたいな」などが紹介されます。

安水稔和(やすみず・としかず)
兵庫県を代表する詩人。元神戸松蔭女子学院大学教授。
1931年神戸市須磨区生まれ。神戸大学文学部卒業、在学中から詩誌に携わる。1963年、多田武彦作曲の合唱曲「京都」の作詞で文部省芸術祭奨励賞、1973年、ラジオドラマ「旅に病んで」で同祭優秀賞受賞。その後、詩集『記憶めぐり』(地球賞)、詩集『椿崎や見なんとて』(詩歌文学館賞)、『蟹場まで』(藤村記念歴程賞)加など著書で受賞多数。また、1995年の阪神・淡路大震災では神戸市長田区の自宅で被災。直後から震災を主題とした詩を精力的に発表。1997年には被災地の詩人に呼びかけ、「兵庫県現代詩協会」を設立、会長を三期務めた。2022年死去。

会期
2025年1月11日(土)~3月16日(日)

場所
神戸文学館

休館日
水曜日

入館料
無料

詩を通して、阪神・淡路大震災を振り返る企画展です。

入場料も無料。震災から30年を迎える節目に、展示を見に行ってみてはどうでしょうか。

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