【ご当地グルメ】宮古島の土産屋で大量に置かれていた「ガーリックシュリンプソース」を食べてみた / ANAの機内食にも採用された実力は?
沖縄本島の南西方およそ300kmに位置する宮古島。海はもちろん、壮大な緑の自然も味わえるとあって人気の観光地の1つである。
それだけにお土産も充実しているのだが、島の駅みやこで一際目を引いたのがパーラーレッドドラゴンというお店の「ガーリックシュリンプソース」なる商品だった。なにしろ……
【写真】パーラーレッドドラゴンで本物のガーリックシュリンプを食べてみたい…!
どんだけ〜!!!!
と、思わず声が出そうになるほど置かれまくり! しかもしかも、目立っているだけじゃなく……
他にも「当店の人気NO.1」や「ANAホノルル線機内食に採用」、それから……
「離島フェア優秀賞」「ハワイを越えた美味しさ!」など、ポップもパワーワードだらけのフルパワー。もうこれ買うしかないやろっていうレベルで推されていたのだ!
ちなみにガーリックシュリンプはもともとハワイの料理。今まで食べたことないけど、そんな味を家でも味わえるのはありがたい!
なお、ガーリックシュリンプソースは普通味とちょい辛の2種類(各1500円)。今回は普通の方を購入してみた。
さて、実際に食べてみるとしよう。ガーリックシュリンプを作って残ったソースは捨てずにパスタソースなどに使えるとのことだから、二度美味しいを狙ってパスタも作ってみたぞ。
まずはガーリックシュリンプだ。フライパンにソースを入れて下処理したエビを投入。あとは絡めながら中火で熱したら……
ほい、完成!
後ほど気づいたのだが、宮古島の通販サイトには「ブラックタイガーがオススメ」「ソース1本に対して20〜25尾」と書かれていた。
ソースが見た目から濃厚だったので、今回は少し遠慮してしまったのが悔やまれる。思い切ってドバッと入れてもよかったかも……と思ったものの、それでもニンニクのパンチは効いていた。
そして口に入れたら強めのマヨ味も飛び込んでくる。そうなると必然的にウマいが約束されているようなもの……なんというか、機内食に採用されただけに安定感もあるし、それでいながら攻撃力もなかなかに高い!
加えてビールが進む味でもあるから、これを好きな人は多いのではないだろうか。そうそう、あとは沖縄らしさが入っているのもよき。
原材料を見るとマヨ、オリーブオイル、イワシ加工品、魚醤などなど。中でも島とうがらしが入っているのがいいチューニングになっていて、一気に魚介類との相性を引き寄せているように思えたのだ。
ちなみにこれまた宮古島の通販サイトによると「マヨネーズとピザ用チーズ」を少し入れるとより濃厚な味になるという。「犯罪的すぎるだろ」と思ったのはここだけの話だが、これから作る人は頭に入れておくといいだろう。
でもって、パスタは残ったソースにトマトピューレやケチャップなどで調整するだけで簡単に出来上がる。コクが生まれて素直に美味しい……と言いたいところだが!
油っぽさはなかなかのもの。口まわりもシットリするくらいあるから、どちらかといえば若者好みの食事かもしれない。
個人的に感じた強みとしては、温かいときは当然として冷えてもウマそうなこと。弁当とかに入っても味をキープできるタイプのような気がした。
島とうがらしだけでなく雪塩といった宮古島の素材も加えられ、島イズムが注入されているガーリックシュリンプソース。簡単に南国料理が味わえるのは嬉しいアイテムだ。
もちろん、今の時代だから宮古島だけでしか買えないなんてことはない。宮古島の通販サイト、それからふるさと納税にも対応していたから気になる人はチェックしてはどうだろう。
参考リンク:アイランドモール「ガーリックシュリンプソース」
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.