【ぐぬぬ】コストコの『新型エアフライヤー』でマクドナルドのハンバーガーを調理したら思ってたのと違った
コストコで『新型エアフライヤー(GAF858}』を発見したのはつい先日のこと。未知なる調理器具ではあるものの、価格は8680円だったので手が出ないワケではない。……よし、元が取れるまでこき使ってやる!
というわけで、これまで「冷凍食品編」と「マックフライポテト編」をお届けしてきたが、今回はエアフライヤー検証の第3弾!! マクドナルドの「ハンバーガー」を新型エアフライヤーで調理してみることにした。
・エアフライヤーとは
まずはご存じない方に『エアフライヤー』の説明をしておこう。エアフライヤーは別名「ノンフライヤー」と呼ばれるクッキング用品で、簡単に言うと熱風を利用した調理家電のことである。
エアフライヤーは「油なしで揚げ物ができる調理家電」として知られ、コストコで購入した『新型エアフライヤー』は、アメリカの「GOURMIA(グルミア)」というメーカーの製品だ。
コストコオンラインに「最大80%の油脂をカットしてヘルシーな調理が可能」と記されていることを思えば、エアフライヤーは時代に合った調理家電なのだろう。理想のヘルシーライフ待ったなしである。
・ハンバーガーに挑戦
さて、そのエアフライヤーを使用し、過去に複数の食材を調理してきたが、フライドポテトやナゲットはメッチャ相性がいい! 逆に冷凍コロッケや冷凍エビフライは「そこそこ」であった。
そして今回用意したのが「ハンバーガー」である。通常、冷めてしまったハンバーガーを温め直す際は「電子レンジ」が一般的だろうが、お世辞にも「出来立てと同等の美味しさ」とは言えない。
またオーブントースターを使用した場合「中まで温まらない」「パンが焦げてしまう」などの欠点も。エアフライヤーには電子レンジにもオーブントースターにも出来ない活躍を期待したいところだ。
・調理スタート
というわけで、マクドナルドで購入した複数のバーガーを『新型エアフライヤー』にセット! 200度10分を目安に調理してみることにした。で、10分経ったところで取り出してみると……
よ、よくわからねえ。
エアフライヤーから出てきたハンバーガーのバンズは、やや茶色が強くなっているものの、見た目はさほど変わらない。ただしソフトだったバンズの水分は抜け、指で弾くとコツコツ音がするくらい硬くはなっていた。
さっそく食べてみると……ああ、うん……なるほどね。まず完全に冷めた状態のハンバーガーも、調理後は中身までしっかり熱々になっていた。その点では電子レンジと変わらぬ仕事を果たしたと言えるだろう。
ただ、バンズの食感の評価が難しい! 擬音にすると「カリカリ」なのだが、トースターほどのカリカリではなく “クリスピー感” はほとんど無かった。あくまで焼き目が付いたカリカリではなく、水分が抜けたカリカリだ。
もちろんこれはこれで悪くないし、クオリティ的には電子レンジやオーブントースターにヒケを取っているとは思わない。ただ「まあこれなら店で食べた方が美味しいかな?」といったところである。
・マッフルには到底及ばない
個人的にはワッフルメーカーで作る「マッフル」くらいのクオリティを期待していたのだが、正直マッフルの方が100倍ウマい。エアフライヤーとハンバーガーの相性は悪くないが、メチャメチャ良くも無い──。これが今回のファイナルアンサーだ。
というわけで、まだまだ続くエアフライヤー検証。繰り返しになるけど、元を取るまでこき使ってやるんだから! 次回は「ケンタッキー・フライドチキン編」をお届けする予定だ。
参照元:コストコオンライン
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.