NAGAREYAMA F.C.所属 寺内大登選手 スポーツ選手として子どもたちに未来を提供したい【流山市】
サッカー選手の枠を超えて、自らの行動と挑戦を子どもたちに伝え、見せていく活動をしている寺内大登(だいと)選手(29)。モットーは「ハングリーに生きろ」。その真意とは…。
夢ときっかけを伝える「夢授業」
2017年、プロ選手になる夢をかなえるため、21歳で言葉も文化も分からないドイツに単身サッカー留学。
コミュニケーションがうまく取れずに心が折れかけた時、「後悔しないためにできることを考え、『ハングリーに生きろ』という母の言葉を受け止め、前に進むと決めました」と振り返る寺内さん。
それから、サッカーの練習以外の時間はほぼ語学の勉強に当てました。
チームメートと言葉を交わす、行動を起こすことで自分が変わり、周りも変わっていくことを実感し、自信につながったそうです。
ドイツで2年半プレーした後、ルクセンブルクの1部リーグで挑戦を続けました。
「夢を持って本気で行動を起こせば世界は広がるということを子どもたちに伝えたい」と、帰国後、小学校などで「夢授業」と名付けた講演活動を始めました。
留学時代に書きつづったノートを見せて実体験を話し、一緒にサッカーをプレーして子どもたちのわくわくを引き出していきます。
子どもたちに「未来」を提供したい
小さなスペースでできるサッカーイベント「D-PANNA」も人気です。
誰でも気軽に参加でき、これまでの最年少は3歳だとか。
さらに「スポーツ選手として子どもたちに未来を提供したい」と、いつでもサッカーができる公園を造ることや、介護施設でも「夢授業」を行うなど、「これからもハングリー精神を忘れずに、誰かの活力になることを続けていきたい」と話してくれました。
公式ホームページ/https://daito-terauchi.com/