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「好きになるなる条例」名張市議会で成立 ブランドロゴを手に採決

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議場で行われた条例案の採決でブランドロゴを手に起立する名張市議たち(議会事務局提供)

 三重県名張市議会(定数18、欠員1)は3月26日、議員提案の「みんなが名張を好きになるなる条例」を全会一致で可決した。4月1日に施行される。

 条例では、自ら進んで名張をもっとよくする心意気を「名張プライド」、市民だけでなく、通学・通勤する人、つながりのある人、関心のある人を「名張と関わりのあるみんな」と定義。「名張と関わりのあるみんなの名張プライドを育み、もって持続的な名張の発展に資すること」を制定の目的としている。「みんな」の役割は、「名張に対し関心を持ち、魅力の再発見を自由に楽しむ」などとしている。

 議会事務局によると、シティプロモーション推進条例検討部会で昨年7月から条例制定を議論していた。今年3月23日の市制70周年記念イベントで、市の魅力を伝えるブランドロゴ「なんとかなるなる。なばりです。」が発表されたことを受け、この条例名になったという。

新年度一般会計当初予算案可決

 この日は同条例案の他、総額294億6600万円の2024年度一般会計当初予算案や地方独立行政法人名張市立病院の設立に向けた定款議案など38議案を可決、同意した。木平秀喜議員が提出した細矢一宏議長の不信任動議は賛成5、反対10で否決した。

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