<お通夜・お葬式>にスッピンはNG!弔事や法事にふさわしい「片化粧」のやり方
悲しいお知らせは、普段の生活に突然届くことが多いのではないでしょうか。大人になり年齢を重ねれば重ねるほど、お通夜・お葬式・法事などに出席する機会が多くなりますよね。今回は、そのような場にふさわしい、マナー違反にならないメイク術をご紹介します。
片化粧とは?
片化粧(かたげしょう)とは、お通夜・お葬式・法事にふさわしい清楚な薄化粧のことです。
普段のメイクは自分を美しく魅せることが主な目的だと思いますが、片化粧は身だしなみを整え、故人やご遺族に対して礼を尽くすことが目的。
喪主・ご遺族・友人・部下・同僚などの立場に関係なく、参列者全員が故人に対して敬意を払うために片化粧することが慣わしとなっていますよ。
片化粧のポイントは?
片化粧のポイントは、全体的にマットな質感で色やツヤを抑えた仕上がりにすること。
・ 〈ベースメイク〉ツヤ肌はマナー違反です。マット肌に仕上げましょう。メイク直しができない場合があるので、ファンデーションは薄づきで崩れにくい仕上がりにします。ツヤ肌はマナー違反です。マット肌に仕上げましょう。メイク直しができない場合があるので、ファンデーションは薄づきで崩れにくい仕上がりにします。
片化粧の〈ベースメイク〉
・ [A]SANA(サナ)「毛穴パテ職人 乾燥防止下地」※皮脂が気になる方は“皮脂崩れ防止タイプ”の化粧下地をお使いくださいSANA(サナ)「毛穴パテ職人 乾燥防止下地」※皮脂が気になる方は“皮脂崩れ防止タイプ”の化粧下地をお使いください
1. [A]を顔中心から外に向かって首まで塗布。を顔中心から外に向かって首まで塗布。
片化粧の〈カラーメイク〉
・ [F]WHOMEE(フーミー)「マルチアイブロウパウダー」ブラウンカーキWHOMEE(フーミー)「マルチアイブロウパウダー」ブラウンカーキ
カラーメイクは順番通りでなくても大丈夫です。
1. [F①]を上まぶたのキワからアイホール半分くらいまで塗布。目を開けたときにアイシャドウが見えない範囲に。を上まぶたのキワからアイホール半分くらいまで塗布。目を開けたときにアイシャドウが見えない範囲に。
片化粧が完成
全体的にマットな質感で色を抑えた片化粧の完成です。
マナー違反になるのでハイライトを使用していませんが、パウダーファンデーションを顔の側面にほとんど塗っていないので、自然な立体感のある仕上がりになりますよ。
マナーを守って故人に敬意を
悲しいお知らせは届かないことが1番ですが、もしものときのために片化粧を知っておくと、当日慌てなくて済みますよね。
片化粧はナチュラルメイクに似ているようで少し違います。片化粧のポイントを押さえてメイクをすることで故人に敬意を払い、最期のお別れをしましょう。