【社員の経営参画意識高揚へ】遠藤製作所(燕市)が従業員持株会を通じた特別奨励金スキーム(自己株式処分型)を導入
株式会社遠藤製作所
株式会社遠藤製作所は10 月 17 日、中長期的な株主価値に対するグループ従業員のモチベーション向上を目的としたインセンティブ・プランの導入を発表した。同スキームは「遠藤製作所従業員持株会」を通じて普通株式を持株に対して付与するもの。
同社ではもともと、従業員が当社株式の保有を通じて資産形成を成し、勤労意欲を向上させることを企図して、会員に奨励金を付与していたが、同スキームではこれを更に推し進め、すべての会員を対象として一人当たり普通株式 180 株相当の額の特別奨励金を付与し、当該特別奨励金の拠出をもって持株会に自己株式を処分する第三者割当の方法によるものとする。
従業員の経営参画意識の高揚を図るとともに、当社の中長期的な株主価値に対するモチベーション向上を企図したもの。2024年10月17日以降、本スキームを契機として、持株会未加入の従業員に加入を促すことで、より多くの従業員が株主の皆様と中長期的な株主価値を共有することにつなげたい意向。
導入に伴い、10月17日開催の取締役会において、現在保有する自己株式 532058 株(2024 年6月 30 日現在)のうち 25、200 株(約 3107 万円相当)を持株会へ処分することを決議した。