3-4-2-1の仕掛けでウイングバック(WB)にボールが入った時の約束事とは!?【サッカー局面を打開する デキる選手の動き方/林陵平】
3-4-2-1の仕掛け③2ボランチにすることでWBへのサポートが早くなる
ウイングバックのポジショニングとサポート②
同サイドのボランチは必ずサポート
ウイングバック(WB)にボールが入ったときの約束事としては、同サイドのボランチ(VO)は必ずサポートに入ることです。相手VOはシャドー(OH)を見ておくので、サポートポジションに入ったVOはフリーな位置を取れます。そこでボールを受けられれば逆サイドへの展開ができ、攻撃の目線を変えることができます。ピッチの幅も最大限に使えるのもWBを置いているメリットです。2VOの布陣にしているのでサポートのスピードも1VOより早くできるのも大きな特徴です。
WBにボールが入ったら同サイドのボランチがサポート
3-4-2-1のメリットの1つがWBにボールが入ったときに同サイドのボランチが早くサポートに入れること。
こういう場面になったらこう動くという決め事があれば対応できる!
ワンボランチだとサポートに時間がかかってしまう
ワンボランチの布陣だと、WBへのサポートの距離が広すぎて対応が遅れてしまいやすい。
もしワンボランチで組んでいるならCBの素早いサポートが必須になる。
【出典】『サッカー 局面を打開する デキる選手の動き方』 著:林陵平