<メシマズ旦那>救いの手を!レシピを見ても壊滅的に下手な人を料理上手にするには…?
共働きをしていると、ネックになるのは家事の割合。分担にするとしても、夫婦平等にすることはなかなか難しいことでしょう。それならば、1つの家事を交代制にしてもいいのでは……なんて試行錯誤しているご家庭もあるかもしれません。
『料理下手ってどのくらいで上達する? 旦那が早番の日、晩ごはんを担当してくれているんだけど、料理が壊滅的に下手すぎて困っている。レシピを見ながらやっても焦がす・味が濃い・変な味になって困っています』
手の空いている方が晩ごはんを担当することにしている投稿者さんご夫婦。しかし、旦那さんが晩ごはんを担当すると壊滅的な食事が完成するのだそう。旦那さんが望んでやってくれている部分もあるので、イヤイヤではないようですが……。さてこのようなお悩みに、ママたちはどのような反応を見せるのでしょう。
改善ポイントを探そう
投稿者さんの話から、現在の状況を整理してみました。 ・旦那さん自らも料理担当を希望している ・料理をはじめて2か月経過。作るのは週3程度 ・レシピを見て頑張ろうと努力をしている ・日曜日に投稿者さんが旦那さんにつきっきりで料理指導をしている
こうして状況を整理することでなんらかの改善点が見えてくるのではないかと考えましたが……。投稿者さんの旦那さん、かなり頑張っていらっしゃいますよね。
旦那さん料理向上大作戦
頑張る気持ちのある旦那さんですから、その気持ちを汲みたいものですよね。そこでママたちから寄せられたさまざまなアイデアを元に、旦那さんの“料理向上大作戦”を決行いたします!
大さじ・小さじの意味を完璧にマスター。目分量は禁止
『大さじ・小さじのすりきりを教えたら濃すぎにはならないし、レシピに書いていないものは入れないと教えたら変な味にはならないと思う』
『レシピを見ていても、大さじ・小さじの意味や加熱時間を計らないでやるから失敗するんだろうね』
基本中の基本として、基礎を叩き込むところからスタートです。料理はある程度目分量で作ったり、味見をしてからさまざまな手段でリカバリーしたりすることは可能です。しかしそれができる人は“料理ができる人”。できないのであれば目分量にはせず、きっちりとレシピ通りに調味料類を量るようにしてもらってはいかがでしょう。ポイントは「ひとつまみ」とか「小さじ1/2」とか「少々」などの曖昧な場合。これらは投稿者さんがつきっきりで教えられるときに、料理を作るのではなく調味料の量り方講座を開いてしまいましょう。
弱火・中火・強火を完璧にマスター。火加減は意外と難しい
『弱火を教える。早く焼けるから強火という考えは捨てさせるのよ。料理下手な人はなぜか最初から最後まで強火でやる人が多い』
『「中火」がどれぐらいの火力なのかがわからないんだろうね。だから焦げる。結構強いから、中火って』
レシピを見ながらやっても焦がすという点から、火加減の重要性についての声が寄せられました。たしかに中火ってどれぐらいかを言葉で説明するのは難しそうです。しかしここにこそ料理上達の大切な要素が潜んでいるのではないでしょうか。とはいえ、中火も割と曖昧……。そこで“困ったら弱火”のマインドを叩き込むのです。調理時間はかかるかもしれませんが、毎回焦げることは避けられそうですよね。
難易度が低いものの経験を積む。簡単調理からリスタート
現状でレシピを見ながら料理をしているとのことですが、もしかすると旦那さんには少々難易度が高いメニューの可能性もありますよね。初心者向けとの記載があっても、すべての初心者に適しているとは限らないもの。背伸びをした状態でそのまま続けていると、心が折れてしまうかもしれませんよね。それでも週3・2か月も頑張ってくれているので大丈夫な気もしますが……。
『いっそのこと、レンジで作れるレシピを駆使して作ってもらうとか、調理家電を使ってみるとか』
『肉や魚・野菜をフライパンに敷き詰めて、フタをしてただ蒸しておけばいいんだよ。ポン酢やら醤油やらをかけて終わり』
ここは思いきって、とにかく料理慣れをするまで、簡単な料理を完璧に作れるようになることを目指してみてはいかがでしょう。フライパンやレンジを使った簡単調理レシピや、1つのパックですでに味付けが完成してある「〇〇の素(たれ)」などを駆使してもいいでしょう。便利な調理家電をバンバン取り入れてもいいと思います。成功体験を重ねていくことも、スキルアップに必要ではないでしょうか。
最初は自分も下手だったはず。焦らず・気長に、夫婦で少しずつ
ママたちの声のなかには、「どうしても上達できないタイプの人もいるので、ムリをさせずに別の家事をやってもらうこと」も提案として寄せられていました。しかし今回は旦那さんが料理をしたいと希望しているため、スキルアップをする方向性で再挑戦するほうがよさそうですよね。
『レシピを見る気持ちがあるなら、あと少しの辛抱では? 私たち主婦だって最初はみんな下手だったんだし』
『やる気をなくさないよう、上手に褒めたり感謝したりしながら、長い目で見てあげて』
週3で現在2か月が経過しようとしているのなら、もう少し見守ってもいいかもしれませんね。投稿者さんが付き合える限り、温かい目で見守り、教えながら気長にやっていってもよさそうです。ときには旦那さんに「何が難しい」とか「何に困っている」など聞いてもいいかもしれません。トライアンドエラーを繰り返しながら、少しずつ夫婦一緒に成長していけるといいですね。頑張って!