アイネット地域振興財団 市民活動支援し5周年 助成団体集い、報告会
市民活動の支援を行う(公財)アイネット地域振興財団が10月15日、アイネット本社=西区=で設立5周年を記念した交流会を開催した。
同財団はシステム開発サービスなどを手がける(株)アイネット創業者の故・池田典義さんが2019年3月に設立。県内を拠点に子どもや地域などの社会貢献活動を行う団体を助成してきた。
今回の交流会は、助成団体同士や財団役員らが情報交換を行うことで、各団体が抱える問題の共有や課題解決の一助につながればと初めて開催された。これまでに助成した75団体のうち、32団体の代表者らが集った。
団体の活動報告も行われ、「コロナ禍での活動や団体の創成期に、助成金で大きく支えていただいた」と涙ながらに感謝する姿も。同財団の佐伯友道理事長は「創設者の想いがつながっていると感じた。今後も県内の団体を継続的に支援していきたい」と話した。