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低利用魚で商品開発 平塚漁協と山大商事

タウンニュース

イベントの販売ブース

平塚市漁業協同組合と山大商事(株)が協働して低利用魚を商品化し、10月12日にひらつかタマ三郎漁港で実施されたサップの大会で商品のお披露目が行われた。

低利用魚とは、定置網漁業で獲れる魚のうち、小さいなどの理由で市場に流通しないもの。飼料に使われたり廃棄されたりする未利用魚を活用することで、環境負荷の低減が期待されている。

今回は低利用魚の中のゴマサバ・シイラ・ワカシを「地魚煮付け」(税込432円〜486円)、イワシを「地魚つみれおでん」(税込702円)として、電子レンジや湯煎など、手軽に食べられる加工を施した。商品開発にあたっては冠婚葬祭の仕出し料理などを手がける山大商事がレトルト技術を使って骨まで柔らかく仕上げた。

同社の飯島芳太郎さんは「これまであまり利用されていなかった魚も、私たちの技術で美味しく食べられれば。今後は魚種も増やしていきたい」と思いを語った。

同商品は平塚市観光協会のみなくる平塚やあさつゆ広場などで販売中。

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