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「ステンレス水筒」に入れてはいけない“3つの飲み物”「夏に飲みたくなるもの」「危険なことも」

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「ステンレス水筒」に入れてはいけない“3つの飲み物”「夏に飲みたくなるもの」「危険なことも」

ひと足早く夏が来たのかと思うくらい、気温の高い日が続いています。すでに、保冷用のステンレス水筒を使い始めた方は少なくないでしょう。入れる飲み物は人それぞれですが、なんでも持ち運べるわけではありません。間違った使い方をすると、水筒の劣化につながることも……。そこで今回は、夏に失敗しやすい「ステンレス水筒に入れてはいけない飲み物」についてご紹介します。

NGその1.スポーツドリンク

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夏に大活躍のスポーツドリンクですが、ステンレス水筒との相性はよくありません。スポーツドリンクには塩分やクエン酸が多く含まれており、長い間放置するとステンレス内壁を腐食させるおそれがあるんです。知らずに毎日使っていると、内側にサビが生じて飲み物の味にも影響することも……。
ただし、メーカーによっては「スポーツドリンク対応」の水筒もあるため、底面や取り扱い説明書を必ず確認してみましょう。スポーツドリンクを持ち運ぶのなら、対応モデルか、プラスチック製のボトルがおすすめです。

NGその2.炭酸飲料

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「冷たい炭酸を水筒に入れて持ち歩きたい!」と思ったことはありませんか? しかし、これは絶対にNG! ステンレスボトルは密閉性が高いため、逃げ場を失った炭酸ガスにより内部に圧力がかかり、破裂する可能性があるんです。
開封した瞬間にフタが飛んだり、飲み物が噴き出したりすれば事故につながりかねません。炭酸ドリンクの冷たさをキープしたい気持ちはわかりますが、危険をともなうため絶対に避けましょう。

NGその3.果実酢ドリンク 

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健康や美容のために人気の果実酢ドリンク。後味がさっぱりしているので、夏に飲みたくなる人は少なくないでしょう。
しかし、果実酢ドリンクはスポーツドリンク同様に酸性の飲み物。ステンレス水筒に入れると水筒が劣化する原因になります。
さらに、炭酸の果実酢ドリンクは破裂するリスクも生じるため、より危険をともないます。果実酢ドリンクを持ち運ぶ際は、食品衛生法で規定されている酸性食品への基準試験に合格した容器かどうか確認の上、ガラス製やプラスチック製の容器を使用してください。

水筒に入れてはいけない飲み物を覚えておこう

ステンレス水筒は便利ですが、入れるものによってはサビ・破損につながる可能性があります。冷たい飲み物を持ち運ぶことが増える夏だからこそ、入れてよいもの・ダメなものをしっかり確認することが大切です。
ステンレス水筒の取り扱い説明書をよく読み、正しい使い方を見直してみましょう。

三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア

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