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【たつの】古民家レストラン「いちわ」で手延べパスタと気まぐれ料理を♪前菜付きのランチが人気

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【たつの】古民家レストラン「いちわ」で手延べパスタと気まぐれ料理を♪前菜付きのランチが人気

そうめん「揖保乃糸」でおなじみのたつの市で、製麺所を営みながらレストランも切り盛りする「パスタと気まぐれ料理 いちわ」。風情あふれる龍野城下町の一角にあり、築100年を超える古民家でのんびり食事が楽しめるお店です。伝統的な手延べ製法で作られたパスタ「龍の夢PASTA」の魅力にどっぷりハマってみては。

・「パスタと気まぐれ料理 いちわ」

龍野城下町に100年以上も前に建てられた古民家をリノベーションし、2022年に誕生した「パスタと気まぐれ料理 いちわ」。ゆるいタッチで「いちわ」と書かれた青い暖簾が、風情あふれる城下町の町並みの中でひときわ目を引きます。

ガラガラと格子戸を開けて店内に入ると土間があり、ここで靴を脱いでスリッパに履き替えます。土壁や梁(はり)はそのままに、フローリングや家具を新調して新しく生まれ変わった古民家の中には、古さと新しさが融合した独特の落ち着く空気感があります。
奥行きがあり、テーブル席が多めなのでゆったりとしたランチタイムが過ごせそう。店内奥には中庭が臨める窓があり、四季折々の景色と食事を楽しみながら、情緒に浸ることもできます。

同店を営むのはたつの市新宮町で「揖保乃糸」を作る製麺会社「1WA(いちわ)」。オーナーは以前栄養士をしていましたが、2019年にご主人と共に実家の製麺会社を継いで起業。繁忙期の冬以外になにかできることがないかと考えたどり着いたのが、この店でした。
そうめんを数える単位“1把(いちわ)”と親会社の名前をかけ、ひらがなの「いちわ」と命名。料理は中華料理店で長年腕をふるってきた中華のシェフを筆頭に、栄養士の資格を持つオーナーもアイデアを出しながら、独創的なものを生み出しています。

・手延べパスタ「龍の夢PASTA」を使った創作パスタ

看板メニューは、たつの市産「龍の夢PASTA」を使った創作パスタ。メニューの内容は昼と夜で異なり、昼だけでも定番10種と季節限定4種の計14種類を常時スタンバイしています。
「龍の夢PASTA」は一般的なパスタ麺と小麦粉や油などの原料は同じであれど、製法も食感も全くの別物。そうめんに使われる“手延べ製法”で、生地をねじりながら編み込むように延ばすため、モチモチ感を持つのが最大の特徴。さらに、麺の太さがそうめんよりも少し太くスパゲッティよりも細い0.3~0.5mmで、ちゅるりといける喉越しの良さも魅力です。

『いちわランチ(豚肉のラグーパスタ)』2,000円
自慢のパスタは単品、もしくは『いちわランチ』や『パスタセット』といったセットで注文することができます。
イチオシの『いちわランチ』は、1~2カ月に1回の頻度でラインアップが変わる「本日のパスタ」をメインに、前菜6種盛り合わせ、スープ、バゲット、ドリンクが付きます。一品一品丁寧に作られた前菜を味わえるのは、ランチタイムではこのセットだけ。加水率が普通のパスタの約1.5倍と言われる「龍の夢PASTA」を乾麺の状態で80g分も使っているので、普段食べ慣れているパスタの1.5倍相当の食べ応えが感じられるはず。

3~4月の「本日のパスタ」は「豚肉のラグーパスタ」。“煮込み料理”を意味する“ラグー”という名前の通り、豚のかたまり肉を数日間じっくり煮込んだこだわりの逸品です。なんとこのソース、ブイヨンから手作りしているそう。同店のパスタは市販の出汁に頼らず、鶏ガラスープやブイヨンなど、お店でとったスープをベースにしているので、お腹いっぱい食べても胃がもたれにくく後味があっさり。
国産素材を9割以上取り入れているだけでなく、野菜はなるべく地元産のものを使うなど、老若男女だれもが安心して口にできるような料理を目指し、提供しています。

『いちわランチ(しらすと新タマネギのオイルパスタ)』2,000円
「本日のパスタ」の2つめは「しらすと新タマネギのオイルパスタ」。しらすも新タマネギも共に淡路島産のものを厳選しています。しらすの塩味と新タマネギのみずみずしい甘さを引き立てるのが、紅ショウガと柴漬け。ポリッと噛むたびに漬物の爽やかな風味が立ち、五感を楽しい気持ちでいっぱいに満たしてくれます。

『いちわランチ』に付く前菜6種盛り合わせの内容もその時々で異なりますが、低温調理で作った「ローストビーフ」や「鶏ハム」、白ワインに漬け込んだ「トマトのコンポート」など洋風のものが割合多め。冬が旬の「室津牡蠣」を使ったソテーなど、旬の素材や地元のものを使った料理が登場することもあるのでお楽しみに♪

・ちょっぴりお手軽な『パスタセット』も

『生ハムのクリームパスタ』1,300円 + 『パスタセット』300円
定番パスタは『エビのトマトクリームパスタ』や『ボロネーゼ』、『きのこバター醤油』(各1,300円)などがラインアップ。単品の価格にプラス300円でサラダ、スープ、ドリンクが付くので、注文するなら『パスタセット』がおすすめです。

中でも女性客からの人気を集めているのが『生ハムのクリームパスタ』。生クリームを使ったクリーミーなソースには、火を通した生ハムや彩り野菜がたっぷり入っていて、もっちりとした細麺がこのソースによく絡みます。あらかじめソースも具材も多めに盛り付けられているので、最後の一口までスープと麺のハーモニーを堪能することができます。
一杯のそうめんからお客さんの輪を広げる「いちわ」。ここでパスタを一度でも味わったら、いつもの麺には戻れなくなるかも!?独特の食感を求めて、城下町の古民家レストランに立ち寄ってみては?

■詳細情報

■DATA

パスタと気まぐれ料理 いちわ

所在地

兵庫県たつの市龍野町本町166

電話番号

0791-72-8999

営業時間

ランチ/11:00~15:00(L.O.14:00)
ディナー/18:00~22:00(L.O.21:00)

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