XJチェロキーって実は今が旬かも!【今の気分はこの一台。】
日本ではバルブ期のクロカン四駆ブームによって、国産だけでなく、アメリカ製の四輪駆動車も人気となった、ところがブロンコ2やK5ブレーザーなどは車体が大きく燃費もかなり悪かった。そんな時に登場したのが2代目のXJチェロキーだ。
2001年式 JEEP CHEROKE
チェロキーは元々ワゴニアの2ドアモデルとして’74年に登場する。その後、AMCの大株主であったルノーの意向で、スクエアでコンパクトなユーロテイストのデザインを採用。車格は大幅にコンパクトになった。
日本で人気となったのは、’93年式以降で、右ハンドル車を投入しホンダのディーラー網を通じて販売されるようになってからのことだ。取材車両は神奈川県のリストリートで販売中の’01年モデル。内外装ともに現状でも状態は良いが、販売後には外装をリペイントし、主だった消耗品も交換した状態で納車されるそう。
あえて今、コンディションの良いXJチェロキーに乗るのってスタイリッシュだと思いませんか?
Specification:
全長:4250mm
全幅:1760mm
全高:1710mm
ホイールベース:2576mm
エンジン:水冷直列6気筒
排気量:3928cc
燃料供給方式:インジェクション
駆動方式:4WD
税込車両価格:250万円
ディテールを拝見!
ルーフには純正のキャリアが備わる。サイドバーは前後に移動可能なので、サーフボードなども搭載できる。
この年式のリミテッドは16インチアルミホイールが標準となる。タイヤサイズは225/70R16サイズ。
台形のフェンダーアーチはジープの伝統的なデザイン。日本仕様のフロントフェンダー上にはウインカーが備わる。
フロントグリルはジープファミリーらしく7スロットデザイン。’97年式以降若干丸みを帯びたフロント周りとなる。
ラゲッジスペースは車格の割に奥行きもあってかなり広く、リアシートを倒すことでさらに広いスペースを確保することが可能。
日本仕様はアメリカ車としては珍しく右ハンドルとなる。’01年モデルはエアバッグやクルーズコントロールも備わる充実装備が魅力的。
メーターは非常にシンプルでみやすいデザイン。日本仕様故に速度表示はkm/hとなる。取材車両のオドメーターは約8万3000キロを示している。
シフトレバーはTハンドルタイプで、日本仕様はボタンが右側につく。右ハンドルでもトランスファーやサイドブレーキレバーは左側のままなので、若干遠いのが難点。
エンジンは190馬力を発生する直列6気筒4リッターで、4速オートマチックの組み合わせ。パワフルなので街中でもキビキビ走る。
【DATA】
リストリート
神奈川県横浜市青葉区鉄町78-1
TEL045-507-6116
9時30分〜18時30分 土日曜・祝日休