エギスタ鹿児島大会前の下見釣行【長島】秋イカ狙いのエギングでアオリイカ好調
9月下旬に鹿児島県の長島を訪れた。薩摩半島の最北に位置するこの長島は東シナ海と八代海に挟まれた陸続きの有人島で、イカの魚影も濃く連日多くのエギンガーで賑わっている。車なら1時間程度で島を1周でき、風向きにより釣り場を選びやすいこともあり、熊本や宮崎など県外からの釣り人も多い。
長島でエギング釣行
今回は9月29日に開催されるエギスタパーティー鹿児島大会の下見を兼ねた実釣会。エギスタモニターの皆さんと堤防をランガンして当日釣れそうなエリアを絞っていく。
まだまだ暑さが残っているので、活性の高いイカを狙い流れがあるエリアを中心に攻めることにした。
良型求め750g的中
朝マヅメはこのエリアで唯一の激流である黒之瀬戸大橋付近の潮止まり前後を狙い、小型ながら5尾ほどをキャッチ。手の平から300gほどだが幸先が良い。さらに大物を狙って島の反対側の天草側に面した港に入ることにした。
2人のモニターさんは先に何尾か釣り上げ、ついに私にも追尾がある。近くまで来るがエギとの距離が近づかないので、カラーをピンクからブルーに替えてフリーフォールで落とす。そうするとドラグを出す良型が乗ってきた。慎重にやり取りして750gをキャッチ。この時期にしては最大クラスで大満足な釣行となった。
これから秋が深まればひと潮ごとにイカも成長し、1kgアップも増えてくる。10月中旬以降は涼しくなり大物も釣りやすくなるので皆さんも楽しんでほしい。
エギスタパーティー2024とは
今年もエギスタパーティー鹿児島大会が9月29日、長崎大会が10月6日に開催された。
鹿児島大会では総勢60人以上のエギスタ愛好者が集まり皆で腕を競った。1kgアップの大物をキャッチした人もおり、表彰式後のじゃんけん大会も盛り上がった。
続いて、10月20日に福岡大会、10月27日には沖縄大会も開催された。
来春も開催予定なのでエギスタのホームページやインスタグラム、店頭POPをチェックして、興味のある人は参加してみてはいかがだろう。
<週刊つりニュース西部版・河野剛志/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース西部版』2024年10月18日号に掲載された記事を再編集したものになります。