堤防カゴ釣りでマダイ・カワハギ・キジハタなど五目釣りを達成【新潟・直江津港第三東防波堤】
9月26日、直江津港第三東防波堤にてカゴ釣りでイシダイを筆頭に五目釣りを達成しました。当日は大アジやシイラ、サゴシなどが回遊し、釣果が期待できる状況。さらに、フグやチャリコに加え、キジハタやカワハギもヒットし、さまざまな魚種を楽しむことができました。涼しさが増すこの時期、カゴ釣りの魅力をお伝えします。
直江津港第三東防波堤でカゴ釣り
直江津港第三東防波堤では涼しくなり始めると大アジがよく釣れるようになる為、そろそろカゴ釣り釣果が期待できそうだと思い、カゴ釣りの準備をして堤防へ。予約無しで入場したため入場は62番目。
入場する途中でナブラが見えており、堤防から見える範囲の水面まで小アジが出てきており海面がざわついていました。しかし水面で何かがアジを追いかけ回している様子をわずかにしか確認できず、ツバイソなどが小型の青物がメインで追いかけているか少数の青物がアジを追いかけていたと思われます。
当日は堤防外側でその後3時間程水面で魚が湧いていましたが、午前中はルアーでサゴシが釣れた以外はパッとしない様子でした。午後はサヨリを追って堤防外側に大型のシイラが回遊してきて釣れていました。ベイトはガッツリ存在していたので潮回りと回遊次第で青物の爆釣もありそうな雰囲気でした。
釣り開始&当日の仕掛け
ナブラを横目に一番大アジで実績のある堤防先端寄り内側付近まで歩いていきましたが人気だったため先端近くに向かう途中に内側の釣座は満席に。
仕方がないので堤防外側でもよいかと思い直し、今回は外側500m付近でカゴ釣りに挑戦。
仕掛けは市販のアジ用の全長1.5mのカゴ釣り仕掛け2本針で挑戦。タナはウキからカゴまで14mで底付近狙い。ツケエとかごに入れるコマセはオキアミのLサイズを使用しました。
フグとともにチャリコが連発
始めに仕掛けを何回か入れていくと最初は付けエサのオキアミがついたまま返ってくる状況。高水温のエサ取りが多い時期にはあまり見られない状況なので驚きます。
しかし、30分程でその状況は終わり、20cm位のチャリコとクサフグがどんどん釣れてきました。
そんな中、引き抵抗が大きいと思いながら引き上げてくるとチャリコとともにウマヅラハギがヒット。釣れてくるウマヅラハギは小さいサイズが多かったですが、その後も時々釣れてきて活性良好でした。
イシダイ、カワハギ、キジハタがヒット
日が昇り、潮が動き出した9時頃になると堤防内側で30cm程の大アジがポツポツヒットし始めていました。期待できそうな状況でしたが外側はアジの気配は全く無くフグばかりヒット。厳しい時はポイントが違うだけで全く魚がいないこともあるのでもどかしさを感じます。
そんな中ウキの反応からなにか小さな魚がヒットしたなと思いながら仕掛けを回収すると小さいイサキが顔見せ。直江津港第三東防波堤では8月終わりぐらいから時々ヒットするゲストです。
また同じようなウキの反応で回収してくると今度は豆アジがヒット。立て続けに泳がせ釣りのエサに良さそうな魚がヒットしますが当日はカゴ釣りメインのために即リリース。
その後しばらくエサ盗りのフグと格闘していると突如ウキがしっかり消し込み重みのある反応。慎重に上げてくると正体はイシダイ。サイズは25cm程ですがしっかりとした引き味を楽しめて大満足。
その後にウキ下の長さを気持ち深めに調整すると今度はキジハタがヒット。上げてくる際に仕掛けの2本針の一方に豆アジがかかっていたので、サビキ針にかかった豆アジをキジハタがすぐに飲み込んで釣れたようです。
その後はフグの猛攻のなかウマヅラではない本当のカワハギもヒットし、五目釣り達成。
結果的に魚種は高級魚揃い。大アジは釣れなかったですが当日の堤防全体の釣果の中では中々奮闘でき、満足して帰宅できました。
釣行時の服装について余談
今回の釣行では朝の入場前には肌寒く長袖の人が多かったですが、日中は日差しが強く空調服を着てきた人はファンを回し始めるぐらい堤防上は暑くなりました。
これから秋晴れの日は堤防上は朝と昼の寒暖の差が激しいので気温に合わせて簡単に調整できる服装で釣りに行くことがおすすめです。体調管理に注意して釣りに行きましょう!
<ハマゴウ/TSURINEWSライター>