【レシピあり】ワタナベマキさんの、大根のシンプルでぜいたくな食べ方とは?
料理研究家のワタナベマキさんの食卓には、一年中蒸し料理が並びます。
蒸気の力でしっとり柔らかく仕上がり、素材の味わいが生きる、そんなマキさんの蒸し料理のなかから、とっておきの一品をご紹介します。
せいろ&フライパンでほっこり蒸し
鍋やフライパンに湯をたっぷりと沸かし、その蒸気で素材にやさしく火を通す、昔ながらの蒸し物。
常に強火で!
鍋の湯が沸き、蒸気が上がっている状態をキープするため、強火で加熱します。途中で湯の量をチェックして、少なくなっていたら足しましょう。
厚切り大根の昆布蒸し
旬の大根はぜひ、丸ごと1本買ってください。
大丈夫、大丈夫。こうして蒸せば、一度にたくさん食べられます。
昆布のうまみと塩けをじんわり、しっかりとしみ込ませた、
シンプルでぜいたくな食べ方です。
材料(3~4人分)
大根 500g
大根の葉 80g
昆布(8×10㎝) 4枚
●酒・塩・オリーブ油(またはごま油)
◎25kcal ◎塩分0.2g ◎25分
1 大根は2.5cm厚さの半月形に切る。昆布は固く絞ったぬれ布巾で両面をサッと拭く。
2 せいろに昆布2枚を敷き、大根を重ならないように並べてのせる。上にも昆布をのせて残りの大根を並べ、酒大さじ3を回しかけてふたをする。
3 たっぷりの湯を沸かした鍋にのせ、強火で20分間ほど蒸す。大根の葉をのせ、再びふたをして強火で1分間ほど蒸す。そのままでも、好みで塩やオリーブ油各少々をふって食べても。
ワタナベマキ
料理研究家。グラフィックデザイナーを経て料理の道へ。忙しい現代の暮らしに寄り添う、シンプルでセンスあふれるレシピが人気。
撮影・宮濱祐美子/スタイリング・坂上嘉代