【たまごのほっぺ】静岡市・鷹匠にオープン!洋食と中華が融合した唯一無二の進化系オムライス
2023年12月に閉店したイタリアン料理店「Zappa」の跡地にオープン
2024年10月29日、静岡市葵区鷹匠にオープン予定のオムライス専門店「たまごのほっぺ」。場所は静岡鉄道・日吉町駅から約150mほど。2023年12月に惜しまれつつ閉店したイタリアン料理店「Zappa」の跡地です。
静岡県内のホテルや飲食店の厨房で20年以上腕を振るっていた店長の杉山さん。洋食からイタリアン、中華、ラーメンまで多岐にわたるジャンルの中で、特に得意であったオムライスに特化したお店を開きたいという思いから独立して開業しました。今回はプレオープンにアットエス編集部が潜入。セットランチ2種類(オムライス+サラダ、スープ)を食べ比べました!
卵の包み方が選べる!
実はこのお店、卵の包み方を選べるのがうれしいポイント!ライスの上にふわふわ卵をのせた「ふわふわオムライス」、昔ながらのライスを卵で包む「包むオムライス」、どちらかを選択できます。スプーンで「パッカーン」をしたかった私は、前者をオーダーしました。
洋食の定番!自慢のデミグラスオムライス
オムライスは、デミグラス、エビのチリソース(気になる!)、和風の3種類から選べます。悩んだ挙げ句、ひとまず定番のデミグラスをオーダー。
念願の、パッカーン!卵は見た目通りのトロトロ食感。デミグラスと絡めながらスルスルと飲むように食べられました。
たっぷりかかったデミグラスソースは酸味が控えめで、子どもも食べやすそうなやさしい味付けでした。牛肉は柔らかすぎず、噛めば噛むほどうま味が出てきます。
ぷりぷりエビのチリソースオムライス
オムライスにエビチリ⁉デミグラスだけでも十二分に満足できましたが、まだお腹に余裕があったので「ぷりぷりエビのチリソースオムライス」が気になりすぎた私は思い切って追加オーダー!今回は昔ながらの「包むオムライス」を選択してみました。
気になる味は…おいしい!食べやすい!驚くほど違和感がなく、エビチリと卵、中のガーリックライスが見事に共存。杉山さんいわく、「エビチリにケチャップを多く使っているので、きっとオムライスにも合うはずと思った」とのこと。なるほどですね!
実はオプションで「チーズIN」をオーダーしていましたが、中のチーズもほんのりチーズ味を感じる程度で全くくどさがありません。エビチリに卵、ガーリックライス、チーズ。なかなかのカオスな味を想像していましたが、それぞれが全く邪魔をせず、奇跡的なバランスを取っています。
カリッと揚がったエビは、噛めばぷりぷり。エビチリ単品でも食べたくなるおいしさ。洋食と中華が融合したこのお店ならではの進化系オムライスです。
静岡県産の食材にこだわったオムライス
「たまごのほっぺ」がこだわっているのは“静岡ならではのオムライス”。富士山麓の雪解け水で育った放し飼い鶏の卵や、低温殺菌にこだわった朝霧高原の牛乳、米も県内産(仕入れ状況によって品種は変更。この日は「きぬむすめ」)を使用し、地元の食材にこだわっています。
洋食から中華、ラーメン、イタリアン、さまざまなジャンルの厨房を渡り歩いた杉山さんならではの経験を活かし、今後も唯一無二のオムライスを試行錯誤してメニューを増やしていきたいとのこと。卵の焼き方が選べるほか、チーズやきのこなどのトッピングも充実しているので、きっとお好みのオムライスに出会えるはず。お気に入りの味を見つけに、ぜひ足を運んでみては?
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■たまごのほっぺ
住所:静岡市葵区鷹匠二丁目15-10鷹二山梨ビル101
電話:054-204-3534
営業時間:昼11:00〜14:30(L.O.14:30)/夜17:00〜21:00(L.O.20:30)
定休日:水曜日