【君津市】大好きな自然とともに生きる リトリートの達人・豊島大輝さん
君津市亀山で、自然の中で心身をリフレッシュさせる「リトリート」を広める活動をしている豊島大輝(とよしまたいき)さん。
波乱万丈な道のりと、そんな豊島さんを癒やした自然との関わりを取材しました。
人は自然と離れては生きていけない
豊島さんは大阪に生まれ、週末ごとにキャンプや車中泊に出かけるアウトドア一家に育ちました。
小学6年生の時、父・久義さんの転勤により神奈川県小田原市に移住。
その頃から久義さんが多忙になり、家族キャンプに行くことはなくなりましたが、豊島少年は小田原の自然を相手に伸び伸び成長します。
転機が訪れたのは中学2年生の時。
久義さんが脳梗塞で倒れ、暮らしが一変してしまったのです。
豊島さんは「子ども心に父は働き過ぎだと感じていました。
自分が心穏やかに過ごせたのは、自然の中にいる時だけでしたね」と振り返り、この出来事は「人は自然から離れては生きていけない」と、胸に刻み込まれる原体験となりました。
何度困難に襲われても常にポジティブ
豊島さんが千葉県に転居したのは22歳の時。
当時、自転車レースに夢中になるも背中の痛みに悩み、さまざまな治療に通ううち、人をサポートする仕事に感動。
「今度は自分が人を癒やしたい」と、自然療法のセラピストの道に。
やがて外資系旅館で自然を生かす事業の責任者となりますが、不況により計画は中止。
普通ならくじけそうなこの経験が、逆に「大好きな自然を仕事にできる」と、豊島さんを確信させたのだそう。
その後、首都圏近くにありながら大自然が残る君津に可能性を感じ「鹿野山自然学校」を立ち上げますが、2019年の台風で施設は壊滅。
現在は君津亀山温泉ホテルで、湖畔でのたき火や星空観察、ヨガなどで心身をリフレッシュさせる「リトリート部門」の責任者として活動。
24年12月にはリトリートのメソッドをまとめた著書を初出版しました。
「理不尽な状況への応用力は自然から学んだので、いつもどうにかなると思っていました」と常に前向きな豊島さん。
自然少年の冒険はこれからも続きます。
※問い合わせ
メール/taiki@kameyamaonsen.jp 豊島
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