10月に新規上場したケイ・ウノの通期決算は最終利益が前年2倍
ケイ・ウノは11月14日、2024年9月期の通期連結決算を発表した。売上高は66億5600万円(前年比7.9%増)、営業利益は2億6200万円(同48.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億6600万円(同107.0%増)と増収増益だった。最終利益は前年の2倍超だった。マーケティングを強化したことで来店者数が増加し、来店状況に合わせて柔軟に人員を配置したため、店舗での売り上げが伸長した。
ケイ・ウノは10月8日に名古屋証券取引所のネクスト市場に新規上場した宝飾の製造・販売企業。全国で32店舗の直営店を展開しており、2019年には台湾に1号店を出店し、海外初進出を果たしている。現在は台湾3店舗、タイ1店舗を展開している。国内の売上高は前年から8.7%増となる60億9300万円、海外は同0.1%増の5億6200万円だった。
ケイ・ウノの売上高構成比は店舗が80%を占めており、今期も前年比9.7%増の53億4600万円と好調を維持した。Eコマースの売上高は前年から2.4%増となる4億6400万円、卸売は同0.4%増の8億4500万円だった。
2025年9月期の連結業績予想は、売上高は74億1300万円(前年比11.4%増)、営業利益は2億9800万円(同13.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億8500万円(同11.7%増)を見込む。