和田の緑ケ丘幼稚園 園児が本格ステージに クリスマス音楽発表会
緑ケ丘幼稚園(和田)の冬恒例の「クリスマス音楽発表会2024」が12月7日、パルテノン多摩大ホールで行われた。
開演に先立ち同園の有馬篤樹園長は「年末がせまり、今年を振り返ると運動会や遠足は天気にも恵まれ、けがも無く順調に開催することができた。今年の音楽発表会もパルテノン多摩大ホールという大きなホールで演奏できる。保護者の方と感動を共有できることに感謝しております」とあいさつした。
発表会が始まると、2歳児クラスの「いちご組」から年少・年中・年長クラスの園児ら約400人が順番にステージに立ち、練習の成果を披露した。
昨年同様、トップバッターを務めたのは、昨年度から幼稚園児として毎日通う、2歳児のクラス「いちご組」の園児。
大勢の保護者らが見守る中、広いステージに立っているのもやっとという2歳児が指揮者の合図に合わせ、合唱「かわいいかくれんぼ」や合奏「さんぽ」を披露した。熱心に子どもたちの姿を目に焼き付けていた保護者たちからは盛大な拍手が送られ、涙を流す人もいた。
「いちご組」のステージを見た保護者は「初めてのステージで精一杯歌を歌い、楽器を演奏している姿を見て感動しました。自宅でも練習していたので、頑張っている姿を見られて良かった」と話していた。
その後は、二部制に分かれ、年中、年少、年長と順番に練習した歌を披露した。また、毎年多くの楽器が使用されている合奏では、鍵盤ハーモニカを中心に、ドラムセットやティンパニー、マリンバなどオーケストラで使用される楽器を奏で、それぞれ練習した曲を演奏していった。恒例の先生たちによる合唱も披露された。
また、同園の新マスコットキャラクター「ここちゃん」が初めて登場し、紹介されると大きな歓声が上がった。有馬園長は「オーケストラ用の様々な楽器を使用することで、本物の体験ができる。本物の楽器で子どもたちの生き抜く力を培う、素晴らしい感動的な発表会」と話していた。