フランシス・フォード・コッポラが心臓手術のため入院、「元気です」と報告 ─ 『メガロポリス』に続く新作も準備か
『ゴッドファーザー』シリーズや『地獄の黙示録』(1979)などの巨匠監督フランシス・フォード・コッポラが、イタリア・ローマの病院で心臓の手術を受け、現在入院していることがわかった。米が報じている。
1939年生まれのコッポラは今年4月に86歳となった。報道によると、今回の手術と入院は突発的なものではなくあらかじめ予定されていたもの。コッポラは7月20日から『メガロポリス』の上映イベントのため北米6都市をめぐっており、8月1日にはサンフランシスコで質疑応答に登壇。週末にイタリアへ移動し、長年コッポラの治療を担当している心臓専門医のアンドレア・ナターレ医師による手術を受けたという。
術後、コッポラの様子は良好だと伝えられている。すでにコッポラ自身が、Instagramにて心臓手術を受けたことを報告しているほどだ。
「ダ・ダダ(子供たちが呼ぶ名前)は元気です。ローマ滞在中に、30年前に受けた心房細動の治療法を、考案者であるイタリアの偉大な医師アンドレア・ナターレ先生に最新のものにしていただきました。元気です!」
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なお、コッポラのイタリア滞在は手術だけでなく、『メガロポリス』に続く監督次回作を準備するためだとみられる。7月中旬、コッポラは現地メディアの取材に対し、イタリア南西のカラブリア州を「大切な新プロジェクトの視察のために」訪問したことを明かしていた。これは「カラブリアの美しいものに焦点を当てた新作映画」だといい、それ以上の情報は明らかになっていない。
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