「復讐のため」料理に尿を混入した家政婦 雇い主の家族全員が肝疾患に(印)
インドのウッタル・プラデーシュ州にある工業都市ガジアバードで、家政婦が料理に自らの尿を混入し、雇い主一家に提供したとして逮捕された。この家政婦を8年以上も信頼していた一家は、家族全員に健康問題が発生したため、彼女に疑念を抱いた。そこで監視カメラを設置したところ、ようやく事実が発覚した。印ニュースメディア『Times of India』などが報じた。
【写真】家政婦は複数回にわたり家族の食事に尿を混入させていた
ガジアバードで不動産業を営むニティン・ゴータムさん(Nitin Gautam)一家は、数か月前に2人の子供を含む家族全員が肝疾患と診断された。全員が同じ肝臓の病気を患ったことから、家政婦リーナ(Reena、32)の関与を疑った。そこでキッチンに監視カメラを設置した結果、彼女がチャパティやパラタの調理中に、自分の尿を混入させていたことが分かった自分の尿を混入させていたことが分かった。
証拠を押さえた家族は、10月14日にリーナに対する苦情を警察に申し立て、翌15日に彼女は逮捕された。
リーナについて警察は、以下のように説明している。
「当初は容疑を否認していましたが、調理ボウルに尿を入れ小麦粉をこねている映像を確認し、ようやく罪を認めました。」
「些細なミスでよく怒鳴る雇い主への復讐が動機だったそうです。」
さらに、リーナが一度ではなく、複数回にわたり家族の食事に尿を混入させていたことも判明した。
リーナは現在、インドの刑法第272条「生命に危険な病気の感染を広げる可能性のある悪質な行為」に問われている。この条項では、最大2年の懲役または罰金、またはその両方が科される可能性がある。
また、この事件は、ガジアバードがあるウッタル・プラデーシュ州政府が、人間の廃棄物(唾液など)を食べ物に混入した場合、最大10年の懲役刑を科す条例を導入しようとしている中で発生した。この罰則は、殺人未遂や強姦といった凶悪犯罪と同等の重罰であり、今後の動向に注目が集まっている。
画像は『ABP LIVE 「Ghaziabad Maid Reveals Why She Mixed Urine In Employers’ Food: ‘Wanted To Take Revenge For…’」(Source : ANI)』『The Economic Times 「Shocking Ghaziabad viral video: Maid of eight years caught adding urine to family’s meals」』より
(TechinsightJapan編集部 SAKU)