【北海道】「冬山登山」ならではの魅力!雪と氷が織りなす絶景に出会える
北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)が、趣味である「登山」と「山ごはん」を連載。
今回は「冬山の魅力」をお伝えします!
連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」
なまらしばれる北海道の冬
布団から出るのがつらい…。
アナウンサーである私は、まだ真っ暗な中で出社する「朝番」が多く、憂鬱になる季節ですが、北海道の冬は、雪まつりや流氷などの楽しみもたくさんあります。
山も一緒です。少々ハードルは上がりますが、雪があってさむ~い「冬山」ならではの楽しみ方があるのです!
今回は冬山の魅力を4つご紹介しますね。
冬山に必要なものは、別の記事でご紹介しています。
【冬山持ちもの編:冬でも登山を楽しみたい!おすすめ持ちもの8選と、挑戦前にやっておきたいこと】## ①あたり一面、銀世界
まず、なんといってもこの景色。
太陽の光が雪に反射して、世界がキラキラ輝いて見えます。
夏と冬で同じ山に登ってみると、より、違いが鮮明に浮かび上がります。
ちなみに、雪が自然のレフ板になることで、夏よりも冬の方が、日焼けするそう…。
目が焼ける感覚があるので、冬山に「サングラス」は必須です。
また、「氷瀑」や「樹氷」も冬ならではの景色。
苫小牧市の七条大滝は、駐車場から歩いて30分程度で、こんな氷瀑を楽しめます。
登別市にある室蘭岳の山頂付近では、太平洋沿いで風が強いせいか、樹氷を楽しめました。
アートのように繊細なのに、たくましくて力強い姿は、日本の冬の風物詩。
世界的にも珍しい絶景です。
②かわいい動物たちに会える!
まずは「足跡」に出会ったときに、喜びがあります。
ザクザク進むのは、人も動物も一緒。
動物の足跡をたどって探検する「アニマルトラック」を楽しめます。
あまりにもまっすぐキレイに足跡が続いていたので、友人が「動物たちは、夜中にパリコレでもやっていたのかな」とボソリ。ツボに入りました。
冬に出会えた、かわいい動物たち!
札幌市内の山や公園でも、フクロウに会えるチャンスがあります。
2024年の冬には三角山でフクロウに出会いましたが、夏にその止まり木が折れてしまっていました。
周りの登山者の情報によると、フクロウももういなくなってしまったそう…。
この子もどこかで元気にしていることを祈ります。
秋から冬にかけて日本に訪れる「ゴジュウカラ」。
「フィーフィーフィー」と鳴く声が聞こえたら、あたりを見渡してみましょう。
ちなみに、これらは友人がカメラで撮影した写真です。
それほど近づけないので、肉眼ではここまで鮮明に見えませんでした。
望遠レンズを持っていると、もっと楽しめると思います。
思ったより、長くなってしまいました。
冬山の魅力、まだまだあります!残り2つは後編の記事でお伝えします!
【後編:極寒!−15度の北海道の冬山に、なぜ登るのか?この時期だけの魅力「あそび方」と「山ごはん」】
※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。
連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。24年10月からHBCラジオで「言いたいことは山々ですが」(毎週金曜午後5時45分~6時半)スタート!HBCテレビでは「グッチーな!」「ジンギス談」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」「大江裕の北海道湯るり旅」などを担当。登山歴4年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中
文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。HBCテレビ「グッチーな!」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」、HBCラジオ「平野龍一のミライの扉」を担当。登山歴3年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中
編集:Sitakke編集部IKU
※掲載の内容は記事執筆時(2025年1月)の情報に基づきます。