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まさに「まな板の上のコイキング」……粘土で再現されたファンアートが切ない

おたくま経済新聞

まさに「まな板の上のコイキング」……粘土で再現されたファンアートが切ない

 粘土を用いたポケモンのファンアート作品を多数制作している「ねんどよしりん」さんが7月10日、Xに投稿したのは「世界で一番弱いポケモン」として知られるコイキングをモチーフとした作品。

 もちろんただのファンアートではありません。なんとコイキングがさばかれ、姿造りのような風貌になっているではありませんか。まさにされるがまま、これぞ「まな板の上のコイキング」……。

【本物の刺身を添えたコイキング】

 本作は今年4月に制作された作品です。魚調理系YouTuberとして知られる「きまぐれクック」さんとコラボすることとなり、「作るならコイキングで姿造りが面白そう」と考えたことが制作のきっかけとのこと。たしかにコイキングなら調理されていても違和感がないような……。

 制作中のようすは、ねんどよしりんさんのYouTubeチャンネルにて公開されており、手際よく工程を進める様子が確認できます。ラストは本物の刺身を添え、まさしく姿造りになったコイキングですが、違和感は全くなく、むしろおいしそうにすら見えてきます。

 特にこだわったのは、コイキングの身の断面。これは本物のマグロの断面を参考に丁寧に作り込んだポイントだそうで、数多くの魚をさばいてきたきまぐれクック・かねこさんも動画で絶賛するほど。実際にコイキングがいたらこんな断面だろうな、と納得させられる出来栄えです。

 作品には「不覚にも美味しそう」「ポケモンが好きな子どもならめっちゃ喜ぶと思う」など絶賛の声が続々。4月当時の投稿には7万件を超えるいいねが寄せられるなど、多くの方が思わず頬を緩めたようです。

 ちなみに、作中では「骨と皮ばかりで、食用には向かない」と言われる一方、塩焼きにされて食べられるシーンが登場したり、味の評価が安定していないコイキング。叶うならば実際に食べてみたいものですが、ねんどよしりんさんのように、想像を膨らませられるのもファンアートの楽しみ方と言えるかもしれませんね。

<記事化協力>
ねんどよしりん (YouTuber)pokemon clay art (clay yoshirin)さん(@plasmaclusterha)

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025071203.html

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