大塚製薬(株)×國學院大學陸上部 座学と実技で悩みを解消 中学生ランナーを指導
國學院大學陸上競技部と大塚製薬(株)は同大學たまプラーザキャンパスで3月30日、中学生に向けたランニング教室を開催した。この取り組みは、さまざまな悩みや疑問を持つ中学生ランナーに向けて、同大學の陸上部員がアドバイスや実技を交えて指導するというもの。昨年は一般向けに行っていたが、今年は中学生のみに絞って初めて実施した。
当日は陸上部に所属する横浜市内の中学生を中心に約80人が参加。青葉区からは山内中学校陸上部が参加した。
同教室は2部制で、第1部となる室内セッションでは同部の前田康弘監督と選手、チームの管理栄養士が「コンディショニングの重要性」などを説明。また、中学生が直接、前田監督や選手に質問する「Q&Aセッション」も行われた。
第2部となるランニングセッションでは、同大學の陸上部員とのペースランニングやストレッチの指導が行われた他、最後には選手と中学生混合の即席チームでリレーも行われ、白熱した様子を見せた。
リレーを終え、あいさつに立った前田監督は「中学生と関わることで選手たちも得るものがあったと思う。結果だけが全てではないが、高校に進学しても目標をしっかり立ててやりきってほしい」とエールを送っていた。
また、最後には集合写真の撮影や大塚製薬(株)の販売する飲料やゼリーなどが参加者らに渡された。参加した山内中学校の對馬(つしま)智幸教諭は「駅伝に出場している選手や監督と触れ合える貴重な機会。生徒たちはいい刺激をもらえたのでは」と話していた。