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沖縄本島からの旅 〜離島から海外まで〜 移住しても旅行できる。武智志穂の“沖縄移住のリアル”Vol.04

OKITIVE

双子男児の出産を機に、東京から沖縄へ移住をしてきて4年。 沖縄移住のリアルをお伝えしているわたしのコラムですが、今回は沖縄移住にも、沖縄からの旅行にも役立つ情報を、みなさんにシェアできればいいな〜と思っています。

沖縄県には大小さまざまな離島があり、そのうち有人島は沖縄本島を除くと県の指定は38島、それに加え沖縄本島と橋などで連結されている島は9島あります。 わたしが知っている沖縄の離島では独自の文化や風習、豊かな自然があり、魅力的な体験ができる島がたくさんあります! わたしは移住前から離島の魅力に魅了され、今までに数多くの離島を訪れてきました。 (過去には八重山諸島の観光本も出版させていただいています。気になった方は検索してみてね♪) 今回は離島も大好きなわたしが、沖縄本島とはひと味違った沖縄離島の魅力をみなさんにご紹介します。 とはいえ、全てをご紹介するとなると収まりきらないので(笑)、今回のコラムでは『沖縄本島から船で行けるおすすめの離島』に絞ってご紹介します。 まずはわたしのイチオシ!慶良間諸島から。

世界中のダイバーを虜にしている慶良間諸島

慶良間諸島は、沖縄本島の那覇から西に約40kmのところに点在する大小20あまりの島の総称で国内最大の国立公園に登録されています。 世界屈指の透明度を誇る海は「ケラマブルー」とも呼ばれ、世界中のダイバーを虜にしています。 わたしの趣味のひとつにスキューバダイビングがあるのですが、スキューバダイビングにハマったのもケラマブルーと呼ばれる海の世界に魅せられたからです。沖縄に移住する以前も年に2回ほど慶良間の海に潜りに来ていました。 慶良間諸島でのスキューバダイビングでは透明度がとても高い海の中で、水中の地形もさることながら、美しいサンゴ礁、様々な南国の魚たちやマンタに出会えることもあります。 冬時期にはクジラを眺めることもできます。

その慶良間諸島で最初にオススメするのは、わたしがダイビングのライセンスを取得した「阿嘉島」です。

な〜んにもない贅沢「阿嘉島」

<アクセス> 高速船利用:那覇泊港→阿嘉港 約50分 フェリー利用:那覇泊港→阿嘉港 約1時間30分 初めにお伝えしておきますが、この島には商店や飲食店が数えるほどしかありません。 朝食・夕食は、泊まった宿でとることがほとんどだと思います。 タクシーやレンタカーもないので、島内の移動は、レンタサイクルかレンタバイクになります。

派手さや便利さを求めるのであればこの島はおすすめできませんが、”な〜んにもない贅沢”を存分に味わえる島なのです。 白い砂浜、美しいサンゴ礁やカラフルな熱帯魚が多く生息していて、ダイビングのライセンスがなくても、シュノーケリングで十分に楽しむことができ、運が良ければウミガメにも遭遇できます。

集落をただお散歩しているだけでも癒されますし、阿嘉島と橋で繋がった慶留間島まで足を伸ばすのも楽しいです。 息をするのも忘れてしまうほどに美しい満天の星空も、是非みなさんに体験してほしい! 観光客も比較的少ないので、「あ〜疲れた…リセットしたい!」と感じた時に、とてもとてもおすすめの島です。 独身時代はよく阿嘉島に遊びに行っていましたが、子連れで行くのであれば、ある程度便利さがあった方が何かとラクだと感じるように。(特に幼児だと尚更) ちょうど良い便利さがあるのが、次にご紹介する「座間味島」です。

便利で色んな選択肢がある「座間味島」

<アクセス> 高速船利用:那覇泊港→座間味港 約50分 フェリー利用:那覇泊港→座間味港 約2時間 座間味島にはレンタサイクルやレンタバイクはもちろん、レンタカーの貸し出しもあり、さらには村営バスも運行しているので、島内での移動手段には困りません。 自然豊かな場所でのサイクリングはとても気持ちいいのですが、起伏が激しい坂道が多く、高台にある展望台などに行くにはとても体力を使います。 なので、個人的には幼児連れには正直おすすめはできません。 幼児がいると荷物も多くなりがちですし、レンタカーが1番ラクだと思います。 商店や飲食店も先程ご紹介した阿嘉島より多いので、いざ何か足りないものが出てきた時でもほとんど現地で調達できますし、その日の気分や子どもの好みで飲食店を選ぶこともできます。そして、美味しいごはん屋さんが多いのも魅力のひとつ! 宿泊先も、おしゃれなホテルや一棟貸しのペンションなどの中から好きに選ぶことができます。座間味島の魅力は、慶良間の美しい自然を満喫できて、便利で色んな選択肢があるところかな〜と。

夏はマリンアクティビティもとても充実しています。冬時期の1月〜3月頃は、沖縄の温かい海を求めてやってくる親子クジラに遭遇できるかも!?ホエールウォッチングツアーもおすすめです! ただ、コロナ禍が終わり座間味島は人気が出過ぎて、夏のハイシーズンの間は観光客で大賑わい!フェリーやレンタカーの予約が取れなかったり、飲食店に入れずごはん難民になったり、村営バスにも満員で乗れなかったりすることも… そんな時におすすめなのが、ほどよい便利さもありつつ、座間味島より観光客が少なめの「渡嘉敷島」です。

慶良間諸島で一番お大きな島「渡嘉敷島」

<アクセス> 高速船利用:那覇泊港→渡嘉敷港 約35分 フェリー利用:那覇泊港→渡嘉敷港 約1時間10分 渡嘉敷島は慶良間諸島で一番大きな島。 レンタルサイクルやレンタルバイクでももちろん移動できますが、集落から集落への移動、宿泊先から離れたビーチへの移動、展望台巡りなど、渡嘉敷島は何かと車があった方がラクチンだと思います。 車やバイク移動だと、2〜3時間ほどで島を一周することができます。 ゆっくり見て回っても半日程度で回れるでしょう。 時間を気にせずにドライブや軽いトレッキングを楽しんだり、穏やかに流れる時間のなか、きっと最高のデトックス体験ができると思います。 言うまでもないことですが、マリンアクティビティも充実していますよ〜!

そして、なんといっても2024年版『The World’s 50 Best Beaches』にて「世界で最もすばらしいビーチ」13位にランクインし、世界的に有名な旅行口コミサイトでは「トラベラーズチョイス™ 世界のベストビーチ」では5位にランクインしている。 全長約800メートルの真っ白な砂浜の渡嘉敷島のメインビーチ『阿波連ビーチ』があります。 冬のホエールウォッチングツアーは渡嘉敷島でも楽しむことができますよ!

慶良間諸島での過ごし方”わたしの本音”

慶良間諸島へ渡る船が出ている泊港は空港からも近く、これまでご紹介してきた3つの島も日帰りで遊びに行こうと思えばもちろん行ける距離ではあるのですが… でも正直に言うと、2泊3日くらいは日常を忘れて島でゆっくりと過ごしてほしいというのがわたしの本音です。

本島の東側でサクッと行ける超絶オススメな「津堅島」

サクッと日帰りで行ける離島は他にないの?と思った方に超絶オススメなのが、うるま市の「津堅島」。 <アクセス> 高速船利用:平敷屋港 →津堅港 約15分 フェリー利用:平敷屋港 →津堅港 約30分 本島からは近過ぎて、船酔いする時間もありません!(笑) それほどサクッと簡単に辿り着ける離島です。

白浜の輝く美しいビーチと、どこまでも透き通った綺麗な海は海水浴に最適で、あまり観光地化されていないため穴場的存在です。 マリンアクティビティを提供しているショップさんが港⇄ビーチの送迎をしてくれて、さらにはショップに併設されている飲食店で美味しいごはんやBBQまで楽しむことができるので、手ぶらで気軽に遊びに行くことができますよ〜!

離島に泊まる時間の余裕はないけど、いつもとは少し違った沖縄旅行を楽しんでみたい!という方に、是非訪れてみてほしい離島です。もちろんホテルや民宿もあるので宿泊することもできます。

沖縄本島から行けるオススメは離島だけではない!?

ここまでは【沖縄本島から船で行けるおすすめの離島】ということで4つの離島をご紹介してきましたが、最後にここからは沖縄から海外旅行に行くのもオススメですよ〜お得ですよ〜という、ちょっとした豆知識をお伝えします!

那覇空港からはアジア各国への直行便も多いので、週末を利用してサクッと海外へ旅行しやすいんです! エアー代(飛行機のチケット)が最安値の日を狙って行くと、とってもお得に海外旅行ができちゃいます。 (この記事を書くにあたって色々と情報を調べている時、あまりにも航空券が安くて、うっかり旅に出かけたくなりました!) フットワークが軽い方には、日帰りで楽しめる国もありますよ〜! <<現在沖縄から直行便で行ける海外>> 目的地 飛行時間 韓国・ソウル(仁川国際空港) 約2時間10分 韓国・釜山(金海国際空港) 約2時間 台湾・台北(桃園国際空港) 約1時間40分 台湾・高雄(高雄国際空港) 約1時間55分 中国・香港(香港国際空港) 約2時間50分 中国・上海(浦東国際空港) 約2時間30分 タイ・バンコク(ドンムアン国際空港) 約4時間35分 シンガポール(チャンギ交際空港) 約5時間15分 ※2024年10月時点での情報 わたしが沖縄に移住してきて、沖縄(那覇空港)から直行便で行った国ははまだ韓国のみですが、沖縄から東京に帰るよりも近い距離&短い時間で行けるのはとても有り難かったし、エアー代もローシーズンだということもあり、往復で17000円程でした。 さらに耳よりな情報です!沖縄在住の友人から聞いた話によると、ディズニーランドに遊びに行く場合、東京ディズニーランドに行くのと香港ディズニーランドに行くのではほとんど飛行時間の差がない上に、香港ディズニーランドはグリーティング(※)にあまり人が並んでいなかったり、アトラクションも夕方になったら全て5〜20分待ちくらいで楽しめるようです。 (日中でも40分以上待つアトラクションはなかったみたい!驚き!) ちなみに香港国際空港から香港ディズニーランドまでの所要時間も、タクシーで約10〜15分と激近! 我が家も次にディズニーランドに遊びに行きたくなったら、香港ディズニーランドに行こうと企んでいます♪ ※グリーティング:キャラクターたちと写真撮影をしたりサインをもらったりすること 今回のコラム、みなさんのお役に立てそうな情報はありましたか? 沖縄にはこんな魅力や楽しみ方もあるんだよ!ということが伝えられたら嬉しいです^^ それではまた次回!

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