警察から1本の電話…飼い主の安否不明で『置き去りにされた犬』のレスキューが43万再生 感動的な展開に「おじいちゃんも安心してる」の声
大型犬2匹をレスキューする光景が、YouTubeチャンネル「アニマルレスキュー Miki Japan」に投稿されました。助け出す経緯とその後の幸せを掴んだ動画は42万回再生を突破。「救ってくれたことに感謝しかありません」「本当に生きていてくれてよかった…」などのコメントが寄せられています。
シェパード2匹のレスキュー依頼
投稿されたのは、動物の殺処分ゼロを目指して活動する非営利団体【アニマルレスキューMiki Japan】さん。ひとつでも多くの命を救うために日々尽力されています。
そんな団体の投稿主さんの元に、ある日警察からのレスキュー依頼が届いたといいます。「住人の安否確認のために家に入りたいが、庭先に放し飼いのシェパードがいるので対応してほしい」というものだったそう。
警察とともに現場へ向かうと、2匹のシェパードが塀の上から威嚇するように吠えていたそうです。縄張り意識が強い犬種のため、慎重に犬たちに近づいたといいます。
それでも投稿主さんが「おいで」と呼ぶと、2匹とも嬉しそうに直接手からごはんを食べたのだとか。
お世話をしながら里親さんを探します
その間に警察が自宅に入ると、残念ながら飼い主であるおじいさんはお亡くなりになっていました。投稿主さんが放った「おじいちゃんの分まで生きるんだよ…」この言葉の重みに胸が詰まる思いです。
おじいさんの親戚の方によると、この子たちは警察犬訓練所より譲り受けた犬たちだそう。人への警戒心がなく「お手・お座り」などの基本的なコマンドに従う様子がそれを物語っていたといいます。
この場面を見た視聴者からは「おじいさんに大切にされていたんだね」といったコメントが多く届いています。投稿主さんは、毎日通って訓練しながらこの子たちの里親さんを探していたそうです。
素敵な方々に出会うことができました…！
ついに幸せを掴むときがきました。レスキューまでの経緯を包み隠さず説明し、それでも迎え入れたいと言ってくれた里親さん2組と巡り合った兄弟たち。シェパードの飼育経験があるという里親さんに、投稿主さんは安心して引き渡すことができたといいます。
兄弟別々に引き取られることになったものの、里親さん同士で連絡先を交換し、再会の約束を交わしたそうです。彼らの第2の幸せを心から願わずにはいられません…！
こちらの投稿には「レスキューされた方達や里親さん達の優しさが画面から伝わってきて涙が出ちゃう」「優しい家族に出逢えて良かった」「里親さんとの3ショットでは笑顔になってて嬉しい」などのコメントが寄せられています。
YouTubeチャンネル「アニマルレスキュー Miki Japan」では、幸せを掴んだ保護犬たちの笑顔をたくさん見ることができます。あわせてレスキュー活動のさまざまな現実も知っていただけたらと切に願います…！
写真・動画提供：YouTubeチャンネル「アニマルレスキュー Miki Japan」さま
執筆：anrai0419
編集：わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております