【インタビュー・YOH選手】新日本プロレス元IWGPジュニアタッグ王者のYOH選手が10月30日(水)燕市大会のPRに来てくれました!
群馬、神奈川、東京、新潟、富山…と、連日にわたり開催される新日本プロレスの祭典、『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2024』(スーパー ジュニア タッグ リーグ 2024)が10月24日(木)にスタート。
1対1ではなく、2対2で行なうタッグ戦。
全12チームがエントリーしており、試合はA、Bの2ブロックでそれぞれ6チームに分かれて対戦。上位2チームが決勝トーナメントに駒を進めます。
ルールは30分1本勝負のため、ペアとの作戦やコンビネーションが勝敗を大きく分けます!
その試合がなんと、10月30日(水)に燕市の燕市民体育館で開催されることに!
そこで、今大会に出場している新日本プロレスのYOH(ヨー)選手に、大会の見どころと意気込みを聞いてみました。この『SUPER Jr. TAG LEAGUE』で4回の優勝経験を誇る実力者のYOH選手は、今年の4月に試合中に肩を脱臼し長期欠場を余儀なくされましたが、このリーグ戦で復帰します。
なお、YOH選手自身は燕市でのリーグ戦はありませんが、前哨戦である3対3の6人タッグマッチに出場します。
——今回出場されるSUPER Jr. TAG LEAGUE 2024はどんな大会ですか?
YOH・新日本プロレスではヘビー級とジュニアヘビー級というふたつの階級があって、ジュニアヘビー級は100キロ以下で割と小柄な選手が出場します。さらに、タッグマッチとなると1対1の試合よりも競技の激しさとエンタテインメント性が増します。海外からも実力のある選手が出場するので間違いなく国内のタッグの大会では一番盛り上がりますね。
——シングルとタッグの違いと、今回出場されるジュニアタッグの魅力とは?
YOH・ジュニアタッグならではの動きの速さと技の華やかさですかね。場外に飛ばされることもあるので、会場で観たときの臨場感はすさまじいです。ダイナミックで激しいぶつかり合いのヘビー級に対し、スピーディでスリリングな攻防がジュニアヘビー級最大の魅力です。
——YOH選手は身長が171センチで体重が85キロ。ジュニアヘビー級という競技においてこの体格はほかの選手と比べていいかがですか?
YOH・個人的にはこの体格がベストだと思っています。試合の展開が速いのである程度は体を絞らないと動きについていけなくなります。100キロギリギリまで体重をもってくる選手もいますが、ここ数年のレスラーはがっちり絞っているイメージですね。
——タッグで30分1本勝負。戦い方において難しさはありますか?
YOH・時間無制限とは異なり時間が迫られている感覚はありますが、30分あれば十分いろんなことができると思っています。もちろん事前に作戦は練りますし、試合中でも畳み掛けのタイミングをパートナーとアイコンタクトをとっていたりもします。開始のゴングが鳴ったと同時に仕掛けることもありますね。
——今大会でタッグを組むロッキー・ロメロ選手の印象は?
YOH・ロッキーさんは昔からお世話になっていました。2021年に解散してしまいましたが、ロッキーさんと元タッグパートナーだったSHO選手とROPPONGI 3K(ロッポンギ スリーケー)というユニットを組んでいたこともありました。ただ、実際にタッグを組むのは今回が初めてです。ロッキーさんはタッグの試合でベルトを8回も獲得するほどの名手ですし、僕もこのリーグ戦は過去に4回優勝しているので、優勝1本しか見てないです。
——今年の4月にチャレンジャーとして挑んだIWGPジュニアヘビー級王座戦で、元タッグパートナーのSHO選手との対戦で肩を脱臼。今大会で復帰を迎えたわけですが、率直に今のお気持ちをお聞かせください。
YOH・とにかく試合が楽しみです。半年欠場で試合ができなかった期間も、常に自分をアップデートしていました。実は大ケガというものが今回で2回目なんです。4年前に前十字靭帯断裂で1年ほど競技を離れたことがあり、その時は初めての長期欠場による焦りを感じました。ただ、今回は一度経験しているだけに、気持ちに余裕が生まれたんですね。さすがにケガをした当日と翌日の午前中は落ち込みましたが…。ただ、午後には「治るまでの半年何しようかな~」って考えたらワクワクしてきちゃって(笑)。もともと、ストリート文化のファッションやスケボー、さらにはミシンで服やバッグも作るくらい、趣味が多い方だと思いますし。音楽も好きなのでリハビリを兼ねてドラムを始めたりもしましたね(笑)。無関係に思えることも「これは肩のインナーマッスルにきくな~」など理由をつけてやってました。ケガは焦ってもしょうがないので!
——多くの趣味をもつYOH選手が、プロレスを始めたきっかけは?
YOH・きっかけはプロレス好きの父の影響です。5歳くらいの時に、土曜の夜に放送していた新日本プロレスの『ワールドプロレスリング』という番組を録画して、日曜の朝に父と観ていたんですけど、気付いたら僕がどっぷりハマっていました。みちのくプロレスが家の近所の公民館に来ていたのを見せてもらったりもしたので、生活のなかにプロレスがありました。中学生になっていつも通りプロレスを観ていたら、突然「リング上で試合したらどんな気持ちになるんだろう…、やってみたい!!」って思い、ふと自分の将来の進む道が決まったんです。
——YOH選手がどっぷりハマったというプロレスの魅力とは?
YOH・子どもの頃は、武藤敬司さん、橋本真也さん、蝶野正洋さんといった三銃士がいて、なかでも武藤さんの醸し出すオーラと生き様に惚れました。生で観たときの音とぶつかり合いによる迫力はもちろんですが、やはり選手ひとりひとりのキャラクターですかね。
——たくさんお話しいただきありがとうございました。それでは、今大会の意気込みをお願いいたします。
YOH・がっちり優勝します。復帰後、どのように活躍していくのか、というところは観客の皆さんも気になっているところだとは思いますので、プレッシャーを適度に感じつつ上を目指していきます。
インタビュー中の、はみだし話
——新潟には試合でよく来られるみたいですが、何を食べますか?
YOH・それ、教えてほしいんですよ! 今日、万代シテイバスセンターのカレーを初めて食べました。ただ、ラーメンも好きで…。普段体重制限を気にして摂生をしているので、チートデイには「今日はラーメン食べよ!」って一番に思いますし。
——であれば、ちょうどYOH選手に今読んでもらいたい本があります。それがこちら、『新潟ラーメン100』!
YOH・お、これは読み応えがありそうですね~。どれどれ…、今大会の燕、三条方面だとここがうまそうだな…。よく会場にもなるアオーレ長岡の付近だとここかな! なんだか読んでいたらお腹が空いてきました(笑)。
SUPER Jr. TAG LEAGUE 2024
開催期間
10月30日(水)18:00~(会場17:30)
会場名
燕市民体育館
会場住所
燕市大曲3015
料金
1階指定席A 9500円(当日10000円)
1階指定席B 6500円(当日7000円)
1階指定席C 3500円(当日4000円)※完売
2階指定席 6500円(当日7000円)※完売
小中学生 2000円(当日のみ/要身分証明書)
問い合わせ先
新日本プロレスリング
リンク
https://www.njpw.co.jp/tournament/515623