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京都でガンダムのデカさを体感、特別展『日本の巨大ロボット群像』で鉄人28号や宮武一貴(スタジオぬえ)の描きおろし巨大ロボ絵を展示

SPICE

特別展『日本の巨大ロボット群像ー鉄人28号、ガンダム、ロボットアニメの浪漫ー』

7月6日(土)〜9月1日(日)の期間、京都文化博物館にて特別展『日本の巨大ロボット群像ー鉄人28号、ガンダム、ロボットアニメの浪漫ー』が開催される。ともにロボットアニメの声優を務めた銀河万丈と水樹奈々が、音声ガイドのナレーションを担当する。

『鉄人28号』(1963年モノクロアニメ) (c)光プロダクション・エイケン

『鉄人28号』(1963年)をロボットアニメの嚆矢として、『マジンガーZ』(1972年)や『機動戦士ガンダム』(1979年)の影響下、現在に至るまで多数のロボットアニメが制作され、魅力的なロボットがデザインされてきた。同展では、『鉄人28号』から近年のロボットアニメにおけるロボットのデザインと映像表現の歴史を、それらの「リアリティ」形成において重要な役割を果たした設定上の「メカニズム」と「大きさ」を軸に検証。「巨大ロボットとは何か」を問いかける。

福岡会場の様子 ※京都会場の実際の展示とは一部異なる可能性あり

さらに1/1の実物大で床にプリントされたガンダムの展示も。ガンダムの上に立って、そのサイズを体感できる。

■みどころ1 巨大ロボットの「メカニズム」に注目

「搭乗」、「合体」、「変形」は巨大ロボットアニメの、いわば「お約束」。玩具展開を前提としたデザインには工夫が凝らされ、そのデザインに隠された「メカニズム」には合理性がある。同展ではメカニズムの魅力を、デザイン画やアニメ劇中の場面などから制作した造形物によって伝える。

■みどころ2 気分はパイロット? ロボットの「大きさ」を体感

巨大ロボットの「大きさ」は、アニメ劇中にていかに表現されてきたのか。1980年代になると、巨大なロボットは実用機械レベルに小さくなり、同時にその表現はリアリティを増す。現実にありそうなそうしたロボットたちの一部分(あるいは全部)を、劇中で設定されたとおりの大きさに引きのばしたらどう見えるか、アニメの登場人物になった気分で鑑賞できる。

■みどころ3 「内部メカ」にもえる!

勇者ライディーン (c)東北新社

架空のロボットが、あたかも本当に存在するかのように、「内部透視図」が描かれてきた。装甲の裏側、隙間にのぞくメカは、架空メカの「実体化」への欲望なのか、制作者のフェティシズムなのか。現在ではプラモデルや玩具でも当たり前のように再現されることが多くなったロボットの「内部」に注目する。

■みどころ4 メカニックデザイナー・宮武一貴による圧巻の巨大絵画を展示

『宇宙の戦士』(1977年) 加藤直之・宮武一貴 (c)スタジオぬえ

宮武一貴(スタジオぬえ)が同展のために、巨大ロボットをテーマとした描きおろしの巨大絵画を制作。博物館ならではの大画面で、宮武の描くロボットワールドを堪能できる。また、宮武が所属するスタジオぬえの仕事も特別展示で紹介。

チケットはイープラスにて販売中。

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