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<嫉妬?見下し?>働くママって専業主婦のことを本音では嫌っているの?共働きが多数派となった今は…

ママスタセレクト

ネットなどでよく対立構造として語られがちな、専業主婦と働くママ。子どもを育てているママという状況は同じものの、仕事をしているのか、していないのかというのは大きな違いがあるのかもしれません。先日ママスタコミュニティにはこんな質問が寄せられました。

『働く人は専業主婦を本音ではどう思っている?』

投稿者さんは専業主婦のようで、自分が働くママたちからどのように思われているのかが気になっているそうです。この投稿に働くママと専業主婦のバトルが勃発するかと思いきや、極めて穏やかで大人な考えを持つママたちから、たくさんのコメントが集まっていました。

そもそも専業主婦に出会うことがないから特に何も思わないよ

『お互いネットがなかったらあんまり出会わないよね。専業主婦の多いコミュニティと共働きのコミュニティって全然違うし。わざわざ「働いていますか?」とか聞かないから、子どもの友達のお母さんがどう過ごしているかとか知らない』

『お互いどうでもいいと思う』

『私は働くのが好きだから私とは違うタイプの人なんだろうなと思うだけで、それ以上でもそれ以下でもない』

今回の投稿では「楽して生きていて専業主婦はズルい!」「怠け者だと思う」といった、専業主婦を見下したり批判したりするコメントはほとんど見られませんでした。特に保育園に子どもを預けて働いているママたちからすると、専業主婦のママたちは職場にも同じ保育園にもいないため、基本出会うことがないという状況のようです。そのため「別に何とも思わないし、意識したことがない」といったコメントがありました。またたとえば公園などで他のママと知り合ったとしても「専業主婦ですか?」なんてわざわざ質問することもないでしょう。働いているかどうかは各家庭や人それぞれの事情であって、働いているママのなかには働くことが好きでその道を選んでいる人もいます。だからと言って専業主婦を敵視しているわけでも嫌いなわけでもなく、「特に何も感じることはない」という極めて冷静で穏やかな見方をしていることがうかがえますね。

「私も仕事を辞めてだらだらしていたい」というママも

『旦那さん高給取りなんだな~と思っている』

『ただひたすらに羨ましい。 仕事を辞めて日中ゴロゴロしていたい』

『働けない事情があるのか、働きたくないのかどっちかなんだろうなぐらい』

一方で「羨ましい」「いいなあ」という意見もありました。まず前提として夫婦共働きの家庭が全員経済的に困窮しているわけでも、専業主婦の家庭が全員裕福なわけでもありません。ママがキャリアを継続したいから働き続けていることもありますし、本当は働きたいけれども働けない事情がある専業主婦だって少なくないでしょう。しかし専業主婦家庭は旦那さんの1馬力で生活をしていることには変わりないため、なんとなく「旦那さんが高収入だから専業主婦ができているのかな」というイメージを持つ人もいるようです。そのため「私も仕事を辞めてだらだら過ごしたい」というコメントを寄せていたママもいました。もちろん専業主婦も子育てに家事に忙しい日々を送っていて、1日中だらだらしているなんてことはないはず。しかし毎日朝から晩まで働いて、仕事の面倒くささや人間関係のストレスなどから解放されたいと思っているママのなかには、専業主婦を羨ましいと思う人もいるのかもしれませんね。

女性はライフステージで働くママになったり、専業主婦になったりする

『私は専業主婦だけど、どう思われているかは気にならない』

『生き方や子育てに正解はないから、そういう生き方や幸せもあるのだろうなと思う。仕事は大変でも、働いているからこそ得られる幸せも沢山ある。旦那だけのお給料になったら、今みたいに好きなだけ使えなくなる上に、刺激がなくなってつまらないかも。でも本当の幸せってわからないし、私が選べなかった幸せもきっと存在すると思う。なので私の知らないもう一つの幸せのあり方なのだろうなと思う』

『女性って各ライフステージで柔軟な生き方を選択しないといけないから、専業主婦の人は多分、今はそれがその人の家庭では最適解という形なんだろうなと思う。実際私もそういう時期があったから。子どもが大きくなった今は休日シフトでも全然働けちゃっているけどね』

投稿者さんが今回の投稿文を寄せたのは、専業主婦の自分に対して何かしら負い目があるからではないでしょうか。特に今の日本は物価高や不景気が続いていることもあって、働いて税金を納めている人たちもみんな余裕がないですよね。だからこそ働かずに生きている人に対する怒りや嫉妬の声は、特にネットを通じて聞かれることがあります。しかし男女問わず、健康上の問題や家族の都合などで、誰しも生きている間ずっと仕事をして稼ぎ続けるなんてことは難しいのではないでしょうか。特に女性は妊娠、出産、産後の体調、子育てなどもあるので、専業主婦と働くママを行ったり来たりすることは珍しくありません。対立すること自体が無意味でしょう。

今回の投稿では「特に何とも思わないよ」という意見が多く、専業主婦へのネガティブな感情を持つママはほとんど見られませんでした。それは「どんな生き方をするかは人それぞれの事情や各家庭の都合がある」ということを、ママたちが身を持って実感しているからではないでしょうか。「私は働いて好きなことにお金を使っているけど、私が知らない幸せもあるんだろうなと思う」という素敵なコメントを残してくれたママもいました。もし投稿者さんが専業主婦である自分に負い目を感じているとしたら、そんな必要はないということを声を大にして伝えたいですね。


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