六甲にオープンしたポップコーン専門店『MAIS DORE』のほろ苦キャラメルに恋をしました♡ 神戸市
阪急六甲に9月5日にオープンした『MAIS DORE(マイスドレ)』(神戸市灘区)は「ピエールエルメ パリ」でシェフパティシエを務めたマーク・グレイス氏が手掛けるポップコーン専門店です。
関西では珍しいポップコーン専門店、しかもこれまで神戸や芦屋でマカロンやワッフルの店舗を開き、百貨店展開もしてきたマークさんのポップコーンとあって、その味が気になり、取材をしてきました。
阪急六甲から北東に伸びる歩道橋を降りてすぐ、鮮やかなブルーの看板が目印です。ガルバリウムの青い門を入ると、そこはまるでパリのお菓子屋さんのよう!店頭でマークさんが迎えてくれました。
ポップコーンを手掛けた理由を伺うと「日本でポップコーンといえば映画館やレジャー施設で食べるイメージで、本当に美味しいポップコーン店がないから」とのこと。
フランス産の品質確かなとうもろこしを使い、パティシエとしての技術や想像力で生み出すフレーバーを、気軽に食べてもらいたいと考えたんだそう。
ちょうど一番人気の「プレミアムキャラメル」を作るとの事だったので、その様子を見せてもらいました。
油を入れてとうもろこしと馴染ませたら、バターやブラウンシュガー、バターソルトなどの材料も一緒に投入してスイッチオン!
5分ほどしてパチパチと音がしてきたかと思うと、たくさんの粒が弾ける衝撃でふたが自然に開き、ポップコーンがポンポン飛び出してきます。
出来立てつやつやのプレミアムキャラメルはそのままケース内で保温され、いつでも温かい状態で提供されます。
ロボットのような可愛らしいこのマシンは、なんと約170℃の高温の熱風で加熱するタイプ。油を使わずヘルシーで、消費期限が長いのが特徴。ギフト用にはこちらが使われます。
とうもろこしにはリキッドコーテイングに向いたマッシュルーム型と、パウダーコーティングに向いたバタフライ型の2種類があり、フレーバーによって使い分けたり混ぜたりしているそう。
プレミアムキャラメルは甘さの中に感じるほろ苦さが秀逸!カリっと軽い食べ心地で次々手が伸びます。この日は他に「チョコレート」「バターソルト」「フレンチチーズ」「しょうゆバター」の4種もラインナップ。
どのフレーバーも、味と香りが繊細に感じ取れるのが印象的。濃厚なフレンチチーズや、少しスパイシーに感じたしょうゆバターはお酒にも合いそう~♡
月に1度くらいのペースで新たな味が登場するそう。この日はカレー味を試作していました。「きなこやトリュフ塩もいいし、以前シナモンチョコを作ったことも」などなど、マークさんの頭の中には常にアイディアがたくさん。
サイズはS.M.Lの3種類。買いやすい価格なのも嬉しいポイントです。
パッケージもおしゃれなギフトボックスは贈った方に喜ばれそう!
今後は家で映画を観る時に注文できるよう、「ポップコーン&ドリンクセット」の宅配も検討しているそうです。
場所
MAIS DORE
(神戸市灘区宮山町2-2-9)
営業時間
12:00~14:00
15:00~19:00
定休日
火曜日、日曜日
駐車場
なし