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「デカサギ」で有名な西湖でのボートワカサギ釣りで186尾【山梨】当歳魚サイズが中心

TSURINEWS

小ぶりが多かった(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

12月22日(日)、山梨県富士河口湖町にある西湖へワカサギ釣りに出かけた。

西湖でボートワカサギ釣り

朝の気温は氷点下と寒い一日で、午後からは風も吹き出す予報。東岸のボート店に到着したのは5時半すぎ。車内で朝食を済ませ、店に入って釣況の確認。店主の話によれば、秋には絶好調だったが、水温の低下とともにワカサギが深場へ落ちてしまったのか、釣果は芳しくないとのこと。それでも何とかなると考え、受け付けを済ませて湖面へと漕ぎ出す。

まずは魚探を見ながら湖央へと漕いでいき、浅原沖の水深18mの場所で群れを発見。ブイにボートを係留して釣りをスタート。

1投目は、当歳魚と思われる6~7cmワカサギが3尾。その後もポツポツと釣れるが、思ったよりサイズが小さい。そこで釣果が20尾を超えたところで移動を決意。

沖の水深38mの場所にボートを係留して仕掛けを下ろす。ここでもすぐにアタリがあったが、当歳魚中心の釣果でサイズはあまり変わらない。しかし、見つけた群れの動きが速く、すぐに群れがいなくなってしまう。水深が40m近いと、タナに仕掛けを下ろすだけでも時間がかかる。そのため、多点掛けを意識して釣っていくが思うように掛からない。

ポツポツと釣れる

そこで再び場所移動。魚探を見ながら群れを探してウロウロ。ブイとブイの間で群れを見つけることもあるが、ボートが風に流されて、仕掛けがアンカーに届く前に群れが去ってしまう。一方、水深があるためアンカーの回収のことを考えるとアンカリングするのをためらってしまう。

比較的反応のいい水深34mの場所で群れの回遊待ちをすることにする。群れが入ってきても動きが速く、群れも大きくない最悪の状況。それでも、ポツポツと釣れるので我慢して続ける。しかし、時間とともに群れが回ってくる間隔が長くなり、まったく釣れない時間も増えてきた。

湖央の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

そこで浅場を見て回り、物見堂沖の水深20mの位置にあるブイにボートを係留して釣り再開。ここでは、群れは小さいもののポツポツと回ってくる。浅いので手返しもいいと判断して、しばらくこの場所で粘ってみる。

群れが回ってくる間隔が長いことから、10本バリ仕掛けに変更して、ハリ数を増やして数を稼ぐことにする。周りも釣れていないようで、群れを探して辺りをウロウロしている。そうこうしているうちに時間は刻々と過ぎていく。

結果は186匹ゲット

最後に入ったのは、湖央の水深42mの場所。低水温で底にへばりついているワカサギを狙ってみる。ややサイズはアップしたものの、釣況は変わらない。群れが回ってくればバタバタと釣れるが、それ以外の時間帯はアタリすらない時間が続く。それでも、10本バリ仕掛けが効いたのかポツポツと数を伸ばし、14時を過ぎたところで納竿した。

釣果は6~10.5cmを186尾520g。デカサギで有名な西湖だが、当日は当歳魚中心の釣りとなった。

西湖にはほかの釣り場のようなドーム船はない。群れを探してイトを垂れ、試行錯誤しながら釣っていくのが面白い。ボート釣りこそが、ワカサギ釣りのだいご味と思っている。

※西湖のワカサギ釣りは12月31日をもって禁漁期間になり、3月20日に解禁。

<週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年1月17日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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