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『エレクトリック・ステイト』は泣けるらしい?クリス・プラット、脚本読んで涙「こんな大作映画は最後かも」

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『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のアンソニー&ジョー・ルッソ監督最新作『エレクトリック・ステイト』は、超豪華なキャスト、スケール感にあふれたアクション&バトルのみならず、心動かすストーリーも見どころとなるようだ。クリス・プラット、ミリー・ボブ・ブラウンら出演者がニューヨーク・コミコンにて明かした。

『エレクトリック・ステイト』はアニメのキャラクターやマスコットかのようなヘンテコな見た目のロボットがそこかしこで暮らしているという、“現実とは異なるもうひとつの1990年代”が舞台。公開された映像では、親を亡くした孤独な少女ミシェル(ミリー・ボビー・ブラウン)が死に別れたと思われていた弟と再会するための旅に出て、密輸業者のキーツ(クリス・プラット)や口達者なロボットのハーマン(アンソニー・マッキー)と“しかたなく”行動を共にし始める様子が描かれている。

米によると、ルッソ兄弟は今から5年前にこのプロジェクトを始動。プラットとマッキー、脚本家のクリストファー・マルクス&スティーヴン・マクフィーリーと、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)チームの再タッグを非常に喜んでいたそうだ。ジョーは「真の情熱のプロジェクトです。観客の皆さんにお届けすることが本当に楽しみです。壮大なスケールの作品ですよ。僕たちは大きな物語を伝えるのが大好きなので」と語った。

じつは脚本を受け取る以前、プラットは“絶対に”休暇を取るつもりでいたそう。しかし、かつて仕事をともにした仲間との再タッグと、本作のストーリーに心をつかまれたのだと述べている。

「このようなスタイルの超大作映画が作られることはなかなかありません。すごく独創的で、とても大胆。こういうタイプの大作映画に出られるのは最後の機会かもしれないと思いました。このように、あらゆる機会に目を向けなくてはいけないですね。とにかく素晴らしい物語です。脚本を読んでいて涙が出ました。」

The Electric State. ™/© 2024 Netflix. Used with permission

The Electric State. /© 2024 . Used with permission

また、ミシェル役を演じるブラウンは、本作の撮影に入るまでの準備期間があまりなかったものの、「苦悩する10代」の演じ方を考えることに時間をかけたという。1990年代のドリュー・バリモアを参考にしながら役作りに臨んだそうだ。

「こんな経験はしたことがなく、新しい体験でした。俳優としては試練でしたが、ルッソ兄弟は私の行く道を演出するうえで見事なお仕事をしてくださいました。何度も彼らのところに戻って、“どのように演じてほしいですか?”と聞きました。本当に、一緒に見つけていった感じですね。」

プラット&ブラウンのほか、共演にキー・ホイ・クァン(『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』「ロキ」)、ジャンカルロ・エスポジート(「ブレイキング・バッド」「ザ・ボーイズ」)、ジェイソン・アレクサンダー(「となりのサインフェルド」)らが集結。ボイスキャストにはウディ・ハレルソン(『スリー・ビルボード』)、アンソニー・マッキー(『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』)、ブライアン・コックス(「メディア王 ~華麗なる一族~」)ら豪華面々が紡ぐ壮大なストーリーに期待がかかる。

ルッソ兄弟の新境地開拓を予感させる最新作『エレクトリック・ステイト』は2025年3月14日(金)よりNetflixで全世界独占配信

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