「節約上手な人」が暖房光熱費を節約するためにやらない“3つのこと”
節約生活スペシャリストの三木ちなです。暖房費がかさむ冬がやってきました。電気代の値上げもあり、冬の暖房光熱費が家計を圧迫するのは必至です。さらに、自宅での“過ごし方”によっては、出費がさらにかさむことも……。ここでは、暖房光熱費を節約するために、わたしが「やらないこと」を3つご紹介します。
やらない1:暖房のつけっぱなし
とりあえず暖房をつけるのは、ちょっと待って! 寒いからといって、すぐにエアコンやヒーターに頼るのは早いです。
暖房をつけなくても、服で調整したり温かいドリンクを飲んだりすれば体がポカポカ温まります。
もちろん、寒いのを我慢して耐えるのはおすすめできませんが、暖房をつける前にできる対策はあるはずです。
暖房のオンオフをこまめにしすぎるのはよくないけれど、ダラダラとつけっぱなしにするのはもってのほか! 必要ないときは頼らず、光熱費がかからない寒さ対策を試してみると節電につながります。
やらない2:薄着をする
暖房費の節約において、薄着はNGです。寒いのなら服を着ればいいだけ。
服を調整する前に暖房に頼っていると、光熱費がかさむのは目に見えています。
子どもたちから「寒いからエアコンつけて!」と言われたときは、「とりあえずトレーナーを着てみなさい」とピシャリ。薄手の長袖1枚では、肌寒く感じるのは当然です。
ルームウェアの羽織を用意しておくと、なおよし。エアコンをつけたとしても室内温度はそれほど高くしなくても暖かさをキープできます。
やらない3:ひとつの暖房器具に頼る
いくつかの暖房器具を併用することも、光熱費の節約になります。エアコンやヒーター1台で暖を取るのではなく、こたつや床暖房といったほかの暖房器具もあると効率よく体感温度が上がります。
わが家では、主にエアコンとこたつを併用。リビングでテレビをみながら寛ぐときは、エアコンをつけなくてもこたつだけで十分暖かいです。
パソコン作業をするときは、デスク用の1人用こたつを使っています。
節約するけれど「我慢」はしない
今回は、わたしが実際に行っている暖房費の節約についてご紹介しました。
むやみやたらに暖房をつけるのは避けていますが、寒さの我慢比べはしません。無理をすると、体調不良を引き起こして医療費がかかります。
意識しているのは、暖を取る方法をいくつか試すこと。エアコンをつけなくても服を着て調整したりカーテンを閉めたりするだけで、体感温度は高くなります。
ひとつの暖房器具に頼らず、いろいろな方法を取り入れて光熱費の節約につなげましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア