見頃迎えた紅葉を360度満喫 妙高高原スカイケーブルがリニューアル
新潟県妙高市田切の赤倉観光リゾート&スパの妙高高原スカイケーブルが2024年10月、リニューアルオープンした。従来よりも広く、360度景色が望めるようになり、見頃を迎えた紅葉を楽しみに訪れた観光客らを迎えている。
《画像:リニューアルした妙高高原スカイケーブル(10月25日午前撮影)》
設置から40年がたち老朽化していたため、今春から営業を停止して客車、機械装置、ワイヤーを入れ替えた。改修費は14億3000万円で、国の補助金も活用した。
《画像:高さがある客車で乗り降りスムーズに》
オーストリアと国内のメーカーが共同開発した客車には、シンボルカラーの赤を採用。高さ約2.1m、幅約1.6mの6人乗りで、多くの人がかがまずに乗り降りでき、スノーボードなどの持ち込みもスムーズになった。これまで背中合わせだった座席は向かい合わせに設置され、大きな窓から背後の景色まで見渡せる。
《画像:座席は向かい合わせに大きな窓から景色が360度楽しめる》
最高速度は秒速4mから5mにアップし、標高1300mまでの約2.6kmをこれまでより2分ほど早い約9分で結ぶ。紅葉の時期や風が強い日はゆっくり運行するなど自由に速度調整でき、利便性や安全性も向上した。
25日午前には山頂は雲に隠れていたが、赤や黄色に色づいた木々を間近で見られるとあって、多くの人が利用していた。
《画像:山頂駅周辺も紅葉が見頃を迎えている》
赤倉観光リゾート&スパスキー部門の宮下直秀副支配人(58)は「上から見下ろす紅葉はなかなかないので、ゆったりと乗れる客車から眺めを楽しんでほしい」と話している。
営業は11月4日までの予定。天候や紅葉の状況により、延長する場合はホームページ( https://akr-sky.com/ )で周知する。期間中は山頂駅近くのカフェ「スカイテラス」も営業している。
料金は中学生以上が往復2300円、片道1700円、小学生が往復1300円、片道1000円。未就学児、ペットは無料。平日午前8時〜午後4時(上り最終午後3時30分)、土日曜、祝日は午後4時30分まで(同午後4時)。強風など悪天候時は運休となる。
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妙高高原スカイケーブル - 新潟県 赤倉観光リゾート&スパ妙高高原スカイケーブルの公式サイト。散策ガイドやイベ ント紹介、各種サービスのご案内を掲載しています。( https://akr-sky.com/ )