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横浜銀行アイスアリーナ 食品ロスを自販機で解決 近隣店パンを割引販売〈横浜市神奈川区〉

タウンニュース

最大9セットが販売されている

フードロス・食品ロス削減を目的としたロッカー型のパンの自動販売機が4月19日から横浜銀行アイスアリーナ=広台太田町=に設置された。市などによるSDGsの取組の一環で、賞味期限内でありながら廃棄される売れ残ったパンを、割引価格で販売している。

販売されているのは、同アリーナ周辺にある「PaindeU(パンドウー)」の店舗で売れ残ったパン。自販機の設置は、コインロッカーの製造・販売会社「アルファロッカーシステム」=本社・金沢区=が協力しており、同様の取り組みは市営地下鉄関内駅構内などでもすでに行われている。

価格は700円と1000円の2つで、キャッシュレス決済専用。詰め合わせで店舗購入より2〜3割安い価格となっている。販売時間は木曜を除く午後8時頃から翌朝6時頃まで。売れ残りがない日は販売なし。施設利用者以外も購入できる。

同アリーナでは夜間から早朝にかけてフィギュアスケートやアイスホッケーの貸切利用があるため、利用者が外出せずに食事が購入できるメリットもあり、今回の導入に至った。

「パンの売れ残りは必ずあることなので、少しでも食品ロスの対策になれば」とパンドウーの山口浩介店長。早速購入したフィギュアスケート講師の女性は「よく購入する店のパンなので楽しみにしていた。朝練用の食事にしたい」と話した。

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