神野大地が教える走りのパフォーマンスの向上に欠かせない良質な睡眠の取り方とは!?【「山の神」神野大地の必ずやるべきランニングバイブル】
良質な睡眠は疲労回復に効果的〝睡眠スイッチ〟で快適な眠りを
質の良い休養は走りのパフォーマンスの向上に欠かせない要素の1つです。ハードなトレーニングに比例して疲労が蓄積し、疲労が回復しないまま次のトレーニングを行うと怪我の原因になったり、体調不良などを引きおこしてしまう。身体だけでなく頭(脳)も疲れます。
そこで大切なのが「睡眠」。人の身体は睡眠中に疲労を回復し、トレーニングなどで受けたダメージの修復を行っていると言われています。だからこそ睡眠の質は大事にしたいですね。平均7~8時間の睡眠時間が取れるとベスト。日常的には無理でも、例えばレースに出場する週だけでも意識的に睡眠を多くすると、かなり身体のコンディションも変わってくると思います。睡眠の質も上げたいですね。
自分のなかでいくつか〝睡眠のスイッチ〟を作っておくと良いでしょう。例えば、僕の場合はパジャマを着ることと、寝る直前に白湯を飲むことで自然と睡眠の態勢に。また、寝室は夜に寝る時以外は行かないようにして、脳に「ここは寝る場所なんだ」と刷り込ませている。睡眠モードに切り替えることが大切です。
【出典】『「山の神」神野大地の必ずやるべきランニングバイブル』 著:神野大地