未来のアスリートの出発点になる⁉スケボーにストリートバスケ… 札幌の公園が進化!子どもも大人も楽しめる新施設続々 民間運営の飲食店も
札幌の公園がいま、子どもから大人までより楽しめる場所へと進化しています。民間企業も巻き込んだ、新たな事業も進んでいます。
厚別山本公園が大きく進化!未来のプロスケートボーダーが誕生するかも!?
大型の遊具がそろう札幌の厚別山本公園。この日は風が強かったものの、多くの子どもが遊具を楽しんでいました。
利用者:「伸び伸び遊ばせられるので、とてもいいですよね」
プレミストドームの1.5倍以上の敷地面積を持つこの公園に、2025年4月、新たなエリアがオープンしました。
櫻井靖大記者:「たくさんの遊具があるこちらの公園ですが、広場には多くの小学生が授業で利用しています。そして、こちらにはスケートボード場もあります」
新たに出来たのが「アクションスポーツ広場」。斜面などを使うことで、スケートボードなどの本格的な練習ができます。
小学5年生:「坂の練習をしたりできるから、やりやすかった」
母親:「室内のスケートパークも、なかなか近所にはないので。しかも無料なので、その辺もありがたいです」
また、初心者でもスケートボードやローラースケートを楽しめる広場のほか、屋内で休憩できるパークセンターも出来ました。5月10日からは週末限定のカフェもオープン予定です。
手稲・稲積公園にも新エリア 気軽にスポーツを楽しめる!
札幌市内では、手稲区の手稲稲積公園にも先月、スケートボード場が完成。
ストリートバスケができるエリアも整備され、大人から子どもまで自由に汗を流すことができます。
利用者:「めっちゃ楽しいです。毎日行けます」
〝花の公園〟百合が原公園は民間のチカラで生まれ変わる!
公園内を列車が走ることで知られる、北区の百合が原公園。ここでもリニューアル工事が行われています。
園内ではこの秋のオープンに向けて、飲食店や休憩スペースが入る施設の建設が進んでいます。
施設の前には、イベントができる広々とした芝生も整備される予定です。
これらの新たな施設の運営を担うのが、パン製造販売の「どんぐり」など民間の企業と団体。民間のノウハウを使って、公園をより楽しめる場所として整備する「パークPFI」と呼ばれる事業で、札幌では初めての取り組みです。
YURIGHARA PARK FUTURE LAB・林匡宏代表:「パークPFIの範囲にとどまらず、公園全体をブランディングしていけるような、協力し合ってそういう流れができるといいなと思っています」
完成後は、大型イベントやファッションショーのほか、教育の場として高等支援学校の就労支援なども行う計画で、公園の新たなモデルとなりそうです。