【レシピ有り】財前直見さんの秋の畑仕事と秋のレシピとは?
故郷の大分に移住した財前直見さん。現在は、父・紘二さん、母・カツ子さん、息子・凛太郎くんと親子三代で、先祖から受け継ぐ山や畑の恵みを受けながら、みなさん元気に生活されています。本記事ではおいしくて楽しい、料理と暮らしのアイデアを手描きのオリジナル・レシピを交えて紹介した『財前直見の暮らし彩彩』より「秋の畑仕事」と「秋のレシピ」をご紹介します。※本記事用に一部を編集しています
秋の畑仕事
いもを掘る
宝さがしのような秋の収穫
秋深まり、紘二さんの本領が発揮される季節。今日はいもの収穫です。根元をめがけてやさしく鍬をいれると、出てきたのはきれいな色! さつまいもです。つぎは地面から大きな葉を伸ばしたさといも。凛太郎くんが根元に手をかけ、その下を鎌で引きます。師匠・紘二さんの手引きで、直見さんも「うまい!」と声をあげる上達ぶりです。
色鮮やかな秋を象徴する野菜、さつまいも。「秋の収穫は根のものが多いから、どんなのが入ってるかな~って思いながら掘るのが楽しい」と直見さん
ひいた鎌からは「シャキッ」という歯切れのよい音。直見さんからも「気持ちいいね!」の声が
秋のレシピ
さといもだんご
神社で教わった料理をアレンジ
まずはさといもの調理から。カツ子さんに教わりながら、二人で包丁をいれていきます。上下を切り落とす直見さん、それを受け取って縦に切り込みをいれるカツ子さん。手数のすくないカツ子さんに急かされるように、直見さんの作業スピードも上がっていきます。電子レンジで加熱すると、おもしろいようにするっと皮がむけました。炒めたひき肉を合わせ、だんご状に。
秋祭りで紘二さんが気に入ったさといもだんごに餡をかけて、財前家風にアレンジしました。
手元がすべりやすいさといもの皮むきも、切り込みをいれるだけで省略できる
レンジ加熱したさといもの皮をするりとむいていく。作業をしながらも、カツ子さんはより手間のかからない方法を探る
手元がすべりやすいさといもの皮むきも、切り込みをいれるだけで省略できる
さといももひき肉も加熱済みなので、表面がパリッとすればOK
電子レンジで加熱するので、さといもをつぶすまでがラクラク!
財前直見(ざいぜん・なおみ)
大分県生まれ。1985年、俳優デビュー。シリアスな作品からコメディ作品まで、数々の映画・ドラマ等に出演。
NHK大分放送局「財前直見の暮らし彩彩」制作班