【東北楽天ゴールデンイーグルス】沖縄 金武・久米島キャンプ2025年の日程や見どころ、注目選手は?
東北楽天ゴールデンイーグルスが2025年もキャンプイン! 一軍は2月1日~24日まで金武町ベースボールスタジアムで、二軍は2月1日~13日まで久米島野球場で一次キャンプを実施。2月15日~2月25日はお倉ヶ浜総合公園野球場(宮崎県)で二次キャンプを行います。 今季は2020年シーズンにチームの指揮を執った三木肇監督が5年ぶりに一軍監督に再任。チームスローガンは「キ!」。基本を大事に気合を入れて東北に歓喜を!という思いが込められている新スローガンは、まさにこの春季キャンプから強く意識したい内容になっている。 12年ぶりのリーグ優勝と日本一という悲願達成を果たすための一年が金武町、久米島町の地から始まります。 今記事では、沖縄テレビきってのプロ野球通・普久原ディレクターが独自の視点で、東北楽天ゴールデンイーグルス金武キャンプの見どころをご紹介!
2025年の金武キャンプについて
3年連続パ・リーグ4位と、なかなかリーグ上位チームに食い込む事ができずにいる近年のイーグルス。 昨オフから選手間トラブルの発覚や球団初の交流戦優勝に導いたはずの今江前監督の電撃解任、チームに長年貢献してきた田中将大投手の退団などプレー外での様々な波乱が話題となりチームの内情を憂うファンの声もよく聞かれたこの一年であった。 一方で中継ぎ陣では鈴木翔天投手、藤平尚真投手が左右のブルペンエースに急成長。 昨年のドラフト会議では、大学球界の超目玉・10年に一人の逸材とも評される宗山塁選手を指名成功。 明るい話題も増えつつあり新シーズンへの期待も膨らんでいる。新たなスターと2013年の強いイーグルスをもう一度、チームの基盤づくりに着手する大事な一カ月が始まる。
一軍がキャンプを張る金武町ベースボールスタジアムは“タコライスの町”として知られる本島北部の金武町にある野球場。甲子園球場と同じ黒土が敷かれた内野グラウンドと綺麗な天然芝の外野グラウンドが目を引く。 メイン球場、サブグラウンド、ブルペン、屋内練習場と複数の練習場があるが、それぞれの行き来に使われる通路はファンの見学スペースと非常に近く、選手への激励や応援の声を直接届ける事ができ、毎年現地を訪れるイーグルスファンは大興奮の様子。
鷲党必見!2025年春季キャンプの注目トピック
【1】聖域なしの内野4枠を懸けた熾烈なポジション争いを制するのは?
今オフ、楽天イーグルスからFA宣言しヤクルトに移籍した茂木栄五郎選手。イーグルスでの9年間で通算打率2.71の実績を誇るショートストップ、年齢も30歳とまさに今脂の乗った内野手がチームを離れたのは出場機会の確保にあるとみられる。 セカンドは小深田大翔、ショートには村林一輝がレギュラーとして固定されているイーグルスの二遊間。 さらに打力や長打力が求められるファースト・サードは、浅村栄斗・鈴木大地を軸にしつつも毎年補強対象となるポジションでもあり、大砲候補の新外国人との勝負にもなる厳しいポジション。 こうした背景もあり茂木が退団した内野争いに大学球界からやってきた注目のドラ1・宗山塁が挑む格好だ。実績十分なレギュラー格の中に、ゴールデンルーキーが割って入る内野ポジション争いに注目。
【2】一時代の終焉を告げる大功労者の退団。新時代のエースは早川か、藤井か、それ以外か!?
2013年、24勝0敗という圧倒的な成績を残しイーグルスを球団初のリーグ優勝・日本一に導いた田中将大投手が電撃退団。長年球団の顔となってきた功労者なだけにファンのショックも大きなビッグニュースであった。 しかし、スターが去れば新たなスターが出てくるのが常。それは日本プロ野球が辿ってきた歴史が証明している。必ずファンを魅了してくれる次世代のトップスターが現れるものである。 楽天先発陣の中でその筆頭格が、プロ5年目の早川隆久投手。大学時代から世代ナンバーワンの評価を受けていた左腕は、今や侍JAPANで世界を相手に戦える投手に成長を遂げている。 そのほか、昨季は自身初の二けた勝利を挙げ飛躍のシーズンを過ごした藤井聖投手。怪我からの復活を期す荘司康誠投手、内星龍投手や古謝樹投手にも期待がかかる。 新世代エース候補は多く存在する。三木監督は今季のキャプテン制を廃止。これは1人1人が主将の気持ちでシーズンに臨むことを求める意図があるようだが、今まさにこうしたチームの象徴的な存在が求められている。春季キャンプからアピールの応酬を期待したい。
春季キャンプ限定グッズ
昨年の注目グッズは、キャンプ地の金武町と楽天イーグルスのコラボグッズ。コラボキャップは、ネイビー、グレー×ブラック、ワインレッドの3種展開です。さらに球場のダイヤモンドをモチーフにしたデザインに南国のヤシの木などが施されたコラボTシャツも人気の商品となっていた。 今年もキャンプ地ならではの限定グッズは要チェックである。
見て楽しい、食べておいしい!球場めし
これまで、キャンプ地・金武町ベースボールスタジアムのメイン球場と屋内練習場の間のスペースには、さまざまなフードトラックが出店している。昨年は、地元・金武町の広い空の下でのびのび育った田芋を使用した、田芋ごま団子や田芋素揚げなど地元金武町の特産品を使ったグルメが人気だった。 ほかにも、金武町の名物 タコライスが味わえたり、イーグルスの本拠地・仙台名物の牛タン、喜多方らーめんなどキャンプ地ならではのご当地メニューが盛りだくさんだった。 観光客にも人気のグルメが多くある金武キャンプのグルメが早くも待ち遠しい。
キャンプ日程と試合スケジュール
キャンプ場所と日程
場所 一軍:金武町ベースボールスタジアム 二軍:久米島野球場 期間 一軍:2025年2月1日(土)~24日(月・休) 二軍:2025年2月1日(土)~13日(木) 休養日 一軍:2月5日(水)、10日(月)、14日(金)、20日(木) 二軍:2月5日(水)、10日(月) ※休養日は天候等により変更する可能性があります。
試合スケジュール
沖縄春季キャンプ中に行われる東北楽天ゴールデンイーグルスの試合日程(練習試合・オープン戦)です。球団の公式発表をもとに随時更新いたします。 2025年2月11日(火)13:00~ 東北楽天ゴールデンイーグルスVS北海道日本ハムファイターズ(練習試合) 金武町ベースボールスタジアム 2025年2月13日(木)13:00~ 横浜DeNAベイスターズVS東北楽天ゴールデンイーグルス(練習試合) ユニオンですからスタジアム宜野湾 2025年2月15日(土)13:00~ 阪神タイガースVS東北楽天ゴールデンイーグルス バイトするならエントリー宜野座スタジアム 2025年2月16日(日)13:00~ 北海道日本ハムファイターズVS東北楽天ゴールデンイーグルス(練習試合) 沖縄県タピックスタジアム名護 2025年2月18日(火)13:00~ 広島東洋カープVS東北楽天ゴールデンイーグルス(練習試合) コザしんきんスタジアム 2025年2月22日(土)13:00~ 東北楽天ゴールデンイーグルスVS阪神タイガース(オープン戦) 金武町ベースボールスタジアム 2025年2月23日(日)13:00~ 北海道日本ハムファイターズVS東北楽天ゴールデンイーグルス(オープン戦) 沖縄県タピックスタジアム名護 2025年2月24日(月)12:30~ 東京ヤクルトスワローズVS東北楽天ゴールデンイーグルス(練習試合) ANA BALL PARK 浦添 ※練習試合は無料です。 ※オープン戦は有料のため、チケット発売情報は球団公式の発表をご確認ください。 ※いずれも予定のため、変更となる場合があります。
キャンプ関連情報
金武町キャンプ(一軍)場所
金武町ベースボールスタジアム
住所
〒904-1201 沖縄県国頭郡金武町金武11053
マップコード
206 143 877*28
久米島キャンプ(二軍)場所
久米島野球場
住所
〒901-3125 沖縄県島尻郡久米島町鳥島100
マップコード
669 643 401*04