GW連休に釣りを楽しむための注意点3選 混雑が嫌なら無理して釣りに行かない選択肢も
今年も気が付けば4月。来月はいよいよGW。1年の早さを感じるとともに、「連休は釣りだ!」と計画している人も多いだろう。しかし、人が動けばトラブルも増えるのが釣り。特にゴミや駐車場の問題は年々深刻だ。この記事では、その他の注意点も紹介する。大型連休を楽しむヒント、あなたは見つけられるだろうか。
今年のGWの釣行はどうする?
2025年のGWは、4/26日から有給を使うと、最大11連休が可能だ。実際はそこまでフルに休むのは難しいかもしれないが、連休になることは間違いない。この機会に、海釣り公園や人気のルアーフィッシングなどを楽しむ人も多いだろう。
しかし、道路は渋滞し、釣り場も人で混雑するのは行く前から想像できる。もちろん、そうなると大小様々なトラブルも起きる。
ゴミの放置や路上駐車は言うまでもなく、人気釣り場では、場所取りやキャストの位置までもが原因となったりする。ここまでは、他のメディアでも取り上げるだろう。では、それ以外に注意するべきことはないのだろうか。もっと身近な問題に迫ってみよう。
大型連休中の注意点3選
さて、楽しい連休前からトラブルについて書くのはどうかと思うが、それでも釣りに行く方はぜひ見てほしい。
1. 体調管理
これかよと思うだろうが、釣りを楽しむにしても体が資本なのはあたりまえだ。なので、まずは「体調管理」から入る。5月といえ、最近は気温の寒暖差が極端だ。
腰や肩、耳鳴りに胃腸炎など、様々な症状がでるのが、いわゆる気象病だ。怖いのは、気温が安定してもすぐには治らないことだ。特に腰や肩は、釣りでも重要な部位だ。日頃からマッサージや長めの入浴などで予防し、しっかし睡眠を取るようにしよう。
2. 車両トラブル
次にこれだ。駐車場の問題ではない、車そのものの注意点になる。連休となれば、車で釣りの遠征に行く方も多い。そんなときこそ車のメンテナンスは最低限やっておくべきだ。
エンジンオイル、クーラント、バッテリー、タイヤのバーストなどにも備えて、空気圧の調整も必要だ。特にタイヤは重要なので、必ず確認してほしい。空気圧が減っていて、万が一高速道路でパンクでもしたら大変だ。楽しい釣りどころではなくなってしまう。
そうならないためにも、お出かけ前にクルマの状態を確認しておくことがおすすめだ。
3. お金
実はこれが1番の問題だ。やはり連休ともなれば、家族や友人と釣りにでかけることも多いだろう。そうなれば、ガソリン(電車)代、釣り具代、エサ(ルアー等)代、飲食代など、それなりに「経費」が必要だ。
どんなに安くしようとしても、釣りにはそれなりのお金がかかるものだ。これを解決するには、準備段階での軍資金計画が必要になる。無計画の行き当たりばったりでは、連休が終わった後に後悔するので、何事も早めの対策を心掛けておくとよい。
釣りに行かない選択も
いかがだろうか、この他にも様々な注意点があると思うが、やはりレジャーシーズンともなれば、ある程度の人混みは避けられない。釣り場はおそらくどこへ行っても満員御礼だ。そこで、これを一気に解決できるおすすめの裏技がある。それは、「釣りに行かない」これだ。
可能なら、GWが終わってから連休を取る方が得策だ。そうは言っても現実は難しいと思うが、人と違った時間の使い方ができれば、そこに余裕が生まれ、様々なトラブルの回避や金銭的にも助かることが多い。
たかが数日間の休みと割り切って、釣りに行かないで過ごすのもアリだ。体を休めたり、釣り動画をじっくり見たり、連休が明けた後の釣りを計画するのも楽しいはずだ。
これから始まる大型連休、釣りに行くも行かないも自由だが、ぜひ充実した楽しい時間を過ごしてもらいたい。そのために、この記事が少しでも参考になればと思う。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>