アスルクラロ沼津でブレイク中の17歳MF中野遥翔にペナルティ・ヒデがツッコミ「休みもサッカー漬けかい!」
SBSラジオの静岡サッカー熱血応援番組「ヒデとキトーのFooTALK!」に、アスルクラロ沼津U-18中野遥翔選手をお招きしました。パーソナリティのペナルティ・ヒデさんと鬼頭里枝さんがオンラインで話を聞きました(2025年5月20日放送)
(ヒデ)中野選手、今どちらにいますか?
(中野)今は家にいます。
(鬼頭)まずはプロフィールを簡単に紹介します。中野選手は御殿場市出身で、2007年11月30日生まれ。現在なんと17歳です。アスルクラロには小学生の時から所属しU-15、U-18と順調にステップアップ。昨年9月、高校2年時にトップチームの試合に出場可能な2種登録され、今シーズンはこれまでJ3のリーグ戦12試合に出場中。アスルクラロ期待のヤングプレーヤーです。
(ヒデ)先日、アスルクラロの先輩にあたる斎藤学選手と食事した時にいろいろ聞きました。やっぱり若い子たちのエネルギーが勉強になるって言ってましたよ。アスルクラロは若い選手にもチャンスがあるなって思いますか。
(中野)練習試合とか練習の中でも積極的にプレーすることが試合に出るチャンスをつかめるのかなって思っています。若い選手もチャンスはあると思います。
(ヒデ)手応えはどうですか?
(中野)今シーズンは開幕戦から出させてもらって、会場の雰囲気も全然味わったことがなかったですし、「これがリーグ戦の舞台なんだな」って感じるところもありましたが、プレー面では「やれるな」って部分もありました。課題はたくさんあるんですけど、得られるものもたくさんあります。
(ヒデ)やりがいもあるでしょうし、自分がどうしてもやりたいプレーもしっかりできている手応えもあるということですかね。
まだ高校3年生。得意教科は?
(鬼頭)4月に高校3年生になったんですよね。今日はどんなスケジュール?
(中野)今日はトップチームの練習がオフだったので、学校に行って、今帰ってきたところです。
(鬼頭)得意な教科は?
(中野)世界史…ですかね。
(鬼頭)小学生の頃からアスルクラロ一筋。きっかけは?
(中野)アスルクラロ御殿場U-12は県大会にも出場していてレベルが高い環境でしたし、中学もジュニアユースでプレーするのが一つの目標だったので、アスルクラロに入りました。
中長距離も得意。市町駅伝の練習に誘われたことも
(鬼頭)中野選手のストロングポイントは身長179センチでとにかく足が速いこと。
(中野)そうですね。ストロングポイントにしています。
(ヒデ)50メートルは何秒ぐらい?
(中野)6秒ジャストぐらいですね。
(ヒデ)速い!サッカーだったら十分よ。最初の1歩、2歩でいいんだもん。あとはドリブルね。やっぱり自分でも磨きを掛けてると思いますが、どう?
(中野)アスルクラロに入る前から、ドリブルスクールにも入っていて、ずっとドリブルしてきました。やっぱり自分はドリブルが一番好きなので、小学校から好きでやってきたことが今の武器になっています。
(ヒデ)その時に憧れていた選手は誰なんですか。
(中野)小学校の時に憧れていた選手はやっぱりポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド選手ですね。
(ヒデ)足が速すぎて、陸上部からのスカウトみたいのがあったの?
(中野)小学校の時に「市町村駅伝の練習に行ってみない?」みたいな感じで言われたことはありますね。
(ヒデ)中距離や長距離も得意だったんですか?
(中野)そうですね。中距離、長距離も得意でしたね。
(ヒデ)90分動けるポテンシャルがあるってことだね。
自分で考える大切さ
(鬼頭)右利きなんだけど、左足で仕掛けられるドリブルが魅力という記事を見掛けました。かなり練習されてるみたいですね。
(中野)そうですね。中学の時から意識し始めました。右ウイングを主にやるんですけど、やっぱり左足でボールを持った方がプレーの幅が広がるので、コーチに教えてもらったりしました。
(ヒデ)レベルは違うけど、僕も市立船橋高校の時に「どうすればレギュラー取れるかな」と考えて、左利きの選手がレギュラーでいなかったから左足の練習を高校の時から始めました。それでレギュラーを取れたんですけど、やっぱり自分で考えることが大事。それを中学生のうちから考えてたんですね。
(中野)好きな選手も逆サイドの逆足ドリブルするタイプが多かったので、そういう選手に近づけるかなと思っていました。
(ヒデ)目標設定が高いよね。
(鬼頭)中野選手は先日、U-22Jリーグ選抜の一員として関東大学選抜と対戦したんですよね。この試合、小野伸二さんがコーチとして参加したということで話題になりました。お話はしましたか?
(中野)伸二さんも沼津出身で、いろんなお話をしてくれました。「沼津は良いサッカーしてるよね」みたいな感じで言っていただきました。
休みもサッカー漬け?
(鬼頭)リスナーからです。「トップでは今、背番号37をつけてますが、背番号へのこだわりってありますか」
(中野)ユースの1年目、高校1年生の時に37番をつけてたので、トップチームでも最初は37をつけようかなと。
(鬼頭)リスナーから。「学校とサッカー以外、お休みの時はどんなことをしてますか」
(中野)外にいって公園でサッカーしたりとか海外のサッカー見たり。
(ヒデ)サッカー漬けかい!ららぽーと沼津に行って、買い物がてら映画のコナンを見たりしないの?
(中野)友達や家族と、ららぽーと沼津や御殿場のアウトレットにも行ったりします。
「早くゴール決めたい」
(鬼頭)リスナーから。「中野選手は途中出場することも多いですが、入るとチームの流れが変わります。わくわくしています。ゴールも早く見たい。ゴールへの意気込みを」
(中野)ずっと試合には出てるんですけど、結果が出てないので、もうゴールは常に狙ってます。早く決めたいのが一番です。
(ヒデ)チームの雰囲気は、どのように見てますか。
(中野)苦しい状況なんですけど、やっぱりコミュニケーションをしっかり取っていて、雰囲気もそんなに悪くなく、やっぱりみんな上向いて、前を向いてサッカーに取り組んでいます。
(ヒデ)あとはきっかけがあればって感じだね。
(鬼頭)ゴンさんから背中を押されたり、こういう状況の中で伝えられたりしていることってあるんですか。
(中野)自分が出る時はやっぱ得点がほしい時なので、「積極的に仕掛けて来い」と。相手の背後を狙ったり、自分で一対一を仕掛けたりという積極的なプレーをいつも求められています。
(ヒデ)最後にサポーターとリスナーの皆さんにメッセージを。
(中野)なかなか勝てない状況ですけど、自分もゴールやアシストでチームを勝たせられるようになりたいです。勝ち点を積めるように頑張るので、応援よろしくお願いします。