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広告業、独身女性の《リアル貯金額》。転職したらお給料が減ってしまいました……【FPが解説】

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広告業、独身女性の《リアル貯金額》。転職したらお給料が減ってしまいました……【FPが解説】

読者から寄せられたリアルな総資産額を大公開。質問内容から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【26歳 女性】

【画像】広告業、独身女性の貯金額を見る

【貯蓄額】26歳、女性の場合

プロフィール

26歳、女性 
広告業の専門職、年収280万円

【相談内容】転職したらお給料が減ってしまいました……。

「転職して半年経ちましたが、前職より年収が下がったので貯蓄に回す額が減っています。どうすれば貯蓄を増やせますか?」

現在の資産額の水準は?

質問者さんと同年代である20代単身世帯の貯金額は、平均が121万円・中央値が9万円です。
質問者さんの資産額は約66万円で、これは平均貯金額の約55%、中央値の約7.3倍となります。

*……参考https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2023/

年収が減った今こそ、貯蓄を習慣化する方法

質問者さんは、転職後に年収が下がったことで貯蓄に不安を感じているのですね。
転職直後で新生活に慣れない環境とは思いますが、貯蓄を増やすための工夫をしましょう。

家計管理をして支出を見直す

貯蓄を増やすためには、支出の見直しから始めましょう。
家賃や光熱費、通信費といった固定費は、プランの見直しや安いサービスへの切り替えで削減できる可能性があります。
その他にも、自炊を増やす、満足度の低い外出を減らすなどの小さな節約を積み重ねれば、長期的に見て大きな成果を得られるでしょう。

自己投資をして収入を上げる

転職したばかりで年収が下がるのは、よくあることです。
そんなときこそ「今は自己投資のチャンス」と捉え、スキルアップに注力しましょう。
将来的に収入を大きく上げられる可能性があります。
広告業の専門職として資格を取得したり、新しいデザインツールやデジタルマーケティングのスキルを習得したりすることで、昇給や新たな仕事の機会が増えるでしょう。
自分に必要なスキルを見極め、計画的に自己投資を進めることが長期的な収入アップにつながります。

少額でも毎月貯蓄をする癖をつける

収入が下がった今は貯蓄にお金を回すのが厳しいと感じるかもしれませんが、少額でも毎月必ず貯蓄をすることが大切です。
たとえ月に3000円でも貯蓄する習慣をつけておけば、家計を黒字に保つ意識が身につきます。
将来的に収入が上がったときもこの習慣が大きな資産形成につながるので、今からコツコツと貯蓄を続けましょう。

まとめ

stock.adobe.com

・質問者さんの貯金額は、平均貯金額の約55%、中央値の約7.3倍です。

・年収が減った今こそ「家計管理をして支出を見直す」「自己投資をして収入を上げる」「少額でも毎月貯蓄をする癖をつける」に取り組んで、貯蓄を習慣化しましょう。

※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。

◆sino

ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。

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